ベンツ新型C450AMG 4MATIC 試乗・価格レビュー
15 3月, 2015
メルセデス・ベンツがニューヨークモーターショーで「GLEクラス」を発表した。現在販売されているGLクラスとは違う。GLEは、むしろMクラスの生まれ変わりだ。
GLEクラスはMクラスを改良した車で、プレミアム・ミッドサイズSUVだ。基本的な構造はMクラスと共通している。「GL」の文字の後ろについた「E」は「Eクラス」を示しており、この車はEクラスのセグメントとなる。SUV人気の風が吹く中、元々人気のあったMクラスを改良してメルセデス・ベンツは勝負に出た。
今回のGLEクラスにはクーペもある。一般的にクーペといえば2ドアのイメージかも知れないが、GLEクーペは4ドアでSUVの形を保っている。しかし、それでいてよりスポーティで、粋なルーフラインが目を引く。形としてはBMWのX6に似ている。Mクラスではこのタイプがなかったので、新しい選択肢になるだろう。
※GLEクラスクーペの情報も満載。GLEクラスレビューその2を読む。
もう一つ注目したいのは、Sクラス、Cクラスに続くプラグインハイブリッドタイプの導入である。EVモードでは29.9km走行が可能だ。燃費も30.3km/Lという数値になる。
これまでのMクラスでも800万円近くしていたので、今回はそれ以上の価格になるだろう。
高いかも知れないが、メルセデス・ベンツGLEクラスがプレミアムSUVの大黒柱となることは間違いない。日本での販売もぜひ楽しみにして欲しい。
【2015年6月20日追加情報】
GLEクラスのエンジンや安全性能など、新たな情報が明らかになった。また試乗動画もアップされている。新型GLEクラスレビューその2はこちら。
※GLEクラスクーペの情報も満載。GLEクラスレビューその2を読む。