アウディ新型Q5(2016)試乗レビュー:走りや燃費、海外評価は?
7 12月, 2015
このクラスでは燃費の良さが秀でているアウディA6。2013年モデルは2015年モデルとあまり大きな違いもなく、燃費の良さ、洗練された雰囲気を十分に感じられる。
エンジンの選択肢を含めて、2015年モデルとほとんど違いはない。S6は元々の価格が1000万円を超えるスーパーラグジュアリーカーなので、中古で安く買えるなら十分に価値があるだろう。A6も新車で最低価格が600万円弱なので、中古での購入を検討する価値があるといえる。
2015年モデルと同じく、ベーシックタイプではターボチャージャー付き4気筒エンジンを搭載、前輪駆動である。ある程度のパワーは感じられる。しかし、愛用者の多くが評するように、おすすめは一つランクアップさせてのV型6気筒エンジンだ。四輪駆動になり、実にたくましい走りを見せてくれた。ただし、A6はもう少しステアリングにもう少し柔軟性があれば…とも感じられる。
S6ではスーパーラグジュアリーカーで定番になっているV型8気筒エンジンを搭載。これはとてもつもなく速い。
全体的な走りとしては、ちょうどメルセデス・ベンツEクラスの落ち着きある走りと、BMW5シリーズの元気あるハンドリングのバランスをとったような印象だ。S6などは、BMW7シリーズの競合相手ともいえる。
I had looked at the Mercedes E Class, BMW 5 Series and the Lexus GS. I thought the Audi drove and handled better; and although a personal opinion, I liked the exterior and interior styling better than the other cars.
(メルセデスのEクラス、BMW5シリーズとレクサスGSも候補にあったんだけど、アウディはよく走るしハンドリングも良いと思うんだよね。あと、これはごく個人的な意見だけど、僕はエクステリアとインテリアのスタイリングが他の車よりも気に入ったんだ。)
しかし、アウディですごいのはこのバランスだけでない。燃費だ。市街地走行で10.6km/L、高速道路では14.0km/L程度の燃費だ。このクラスの海外車としてはトップレベルだ。
スタイリングもインテリアも洗練されており、2015年モデルと多少のオプションの違いはあるといっても十分だ。後部座席や天井の余裕という点で課題もあるが、これは2015年モデルも共通しており、また、一部のライバルよりはマシともいえる。
何にせよ、新車とそう大きくは変わらない2013年モデルなので、中古で購入する価値は高いだろう。中古車では400-600万円程度で売っている。また、S6は800万円代で売っていることが多い。