ラグジュアリー産業の2015年を予想する
4 2月, 2015
低迷していたシャンパンの消費が、盛り返してきている。2015年は、歴史上初めて、フランス国外への輸出が、国内での消費を上回るだろうといわれている。その背景にあるのは…
2009年には供給過剰だとニュースを騒がせるなど、近年減少傾向が続いていたシャンパンの消費量だが、ここに来て盛り返してきている。去年の消費量は3億本以上であり、統計を取り始めて以来、史上2番目の消費量だ。
アメリカではスパークリングワインに押されているシャンパンだが、Comité Champagneの調べによると、人々はシャンパーニュ地方で採れる「正真正銘のシャンパン」に回帰しているという
今年の売上増は、特にアメリカやオーストラリア、日本での消費が増えたのが主な原因だという。
2015年は遂にフランス国内での消費より、国外への輸出が増えるだろうと言われており、今後のシャンパンの売上はフランス国外での消費に影響されそうだ。