ニューヨークモーターショーで発表されて以来、期待が高まっているベンツのニューモデルGLEクラス。以前、このブログでもご紹介したが、海外での評価や試乗動画なども見られるようになったため、追加情報をご紹介したい。
Mクラスの生まれ変わりとなるGLEクラスは、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドなど多様なエンジンの選択肢がある。しかもガソリンエンジンの中でも、302馬力のV6エンジンから550馬力のツインターボ付き5.5リッターV8エンジンまで幅広くカバーしている。
ベンツらしい高級感のあるインテリアや、高い安全性能・信頼性評価も嬉しい。またオフロードパッケージが選べるため、都市部での走りと、オフロードでの運転の両立を求める人にはポイントが高い。
新たに誕生したGLEクラスは、以前のMクラスよりも勢いがあるフロントデザインになっていた。ホイールも大きくなり、LEDライトも搭載している。
車内の印象も、以前のMクラスとはやや変わっていた。CクラスやEクラス、Sクラスで先行してお目見えしていた最新の車内エンターテイメントシステムを搭載しており、コマンドコントローラーやタッチパッドでも操作できるようになっている。スマートフォンと接続できる8インチの大型スクリーンも用意されている。
ベーシックなGLEクラスのエンジンは、今までのガソリンエンジンに加え、よりエコなディーゼルやプラグインハイブリッドといった選択肢がある。
時速100キロまでの加速はガソリンエンジンで約7.5秒、ターボディーゼルでも約8.9秒とそれほど見劣りはしない。
更にパワーを求めるのなら、人気のAMGモデルを選ぶこともできる。時速100キロまでの加速は約4.2秒、最高速度は約250km/hだ。
しかしクーペの場合にはエンジンの選択肢は2種類しかなく、そこは残念なポイントだ。
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GLEクラスには「コンフォート」「スポーツ」など計4種類のドライブモードがあり、シャシーやサスペンションのセッティング、エンジン音までを適切にコントロールしてくれる。
オフロードパッケージを選べば、日常生活での使用だけでなく、デコボコとした道にも充分に対応できるため、通勤にもレジャーにも使いたいという人には丁度良いバランスだろう。
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車内の居住性という点では、GLEクラスは以前のMクラスと大きくは変わっていない印象だ。
しかしメルセデス・ベンツの発表によると、GLEクーペは5人まで乗ることができ、後部座席の広さはこのクラスでは最大だという。
安全性能の高さはMクラスも高く評価されていたが、その品質はGLEクラスにも引き継がれおり、更に以下のような新しい装備も追加された。
既に海外では、テストドライブの動画が次々とアップされている。インテリアやエクステリア、走りやエンジン音などもぜひ確認してみて欲しい。