ベンツやBMW、アウディの高級モデルに憧れながらも、新車ではちょっと手が届かない。そこまでの価格を払っていいものか踏ん切りがつかない。そんな人も多いのではないだろうか。そんな方のために、約400万円以下で買える、お勧めの中古車モデル、年式をランキング形式でご紹介したい。
2010年の5シリーズは、安全性や信頼性評価はそれほど高くない。しかし走る楽しさが存分に感じられるスポーツセダンとして、海外では「driver’s dream car」と評されることもあり、走りにこだわる人なら外せない一台だ。
やや狭い後部座席や荷物スペースに加え、安全性や信頼性評価にも課題があるため、購入する際は普段以上に細かく状態チェックをした方がいいだろう。
新車なら700万円弱からが中心だが、2010年式は300万円台前半から手に入る。
日本では2011年から発売されているアウディA7。2012年式はエンジン性能、俊敏なハンドリング、シックなインテリアが高く評価されている。
しかし後部座席の頭上がやや狭いことに加え、この中では高めの値段がマイナスポイントだ。
新車なら700万円強からの展開だが、2012年式は400万円を切るものも見られるようになってきた。予算に合うものを見つけたら検討する価値があるだろう。
2012年式のボルボS80は、広々とした車内や座り心地の良いシートなど、車内の居住性の高さが最大の評価ポイントだろう。また安全性能、信頼性評価が高いのも、中古車を検討する際には特にポイントが高い。
目立った欠点はないのだが、「運転の楽しさ」を追求する人にはやや無難すぎる走りだと感じられるかもしれない。
新車なら700万円台後半からが中心だが、2012年式なら、まだ比較的新しいにも関わらず300万円台後半から手に入る。
2013年に現行モデルに全面リニューアルされた2013年式レクサスGSが第2位。信頼性の高さは流石レクサスで、中古車を購入する時には安心できるポイントだ。また落ち着いたハンドリングや乗り心地も評価が高い。
新車であれば520万円程度だが、2013年式なら350万円程度で手に入ることもある。
惜しむらくは後部座席がやや狭いことだ。車内の居住性には課題が残るため、一位を逃した。
上質なドライブを楽しめ、かつ高級感のあるインテリアの評価も高い2012年式のEクラスが堂々の第1位。安全性能や信頼性への評価も高く、高級セダンを中古で検討する際には外せない一台だ。
ベンツのモデルランキングでも人気上位であり、Cクラスと比べると車内も広々としている。
新車だと安くても600万円程度からだが、2012年式の中古なら価格も300万円台後半からあり、新車のCクラスと同程度の価格で買える。
※新車も高評価!2015年版のEクラス試乗レビューを読む