テスラの新型モデルS試乗レビュー(2015):航続距離は?価格は?

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長い航続距離を持つ電気自動車として、世界中で注目を集めているテスラモーターズの自動車。発売当初は色物扱いをされていたが、今では企業としても車としても評価が高い。
しかし日本で乗るということを考えた時にはどうなのだろうか。実際に試乗してみたのでレビューを紹介したい。

総評

電気自動車であるテスラのモデルSは、電気自動車への懸念を払拭するように、素晴らしい加速充分なパワーを備えている。またハイテクな装備も搭載されており、乗り心地やハンドリングも上々だった。

しかしながら、日本で乗るということを考えると、未だ課題が多い。重すぎる重量や、広い車幅は、日本では駐車する場所に困る可能性が極めて高いだろう。

“Designed from the start as an EV, the 2015 Tesla Model S is a roomy 5-passenger electric sedan boasting excellent cargo room” — Kelley Blue Book
最初から電気自動車としてデザインされたテスラのモデルSは、広々とした5人乗りセダンで、広い荷物スペースを備えている。

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評価ポイント

  • 力強い加速
  • 落ち着いたハンドリング
  • 使いやすいタッチスクリーン
  • 広い荷物スペース

マイナスポイント

  • 2列目の頭上の狭さ
  • 日本の駐車事情には合わない車幅と重量
    (※車幅は約2メートル19センチ、重量2100kg)
  • 値段の割に乏しい車内エンターテイメントシステム

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各モデルの車両価格と航続距離

  • 70Dモデル:約960万円、航続距離は最長442km
  • 85Dモデル:約1080万円、航続距離は最長528km
  • P85Dモデル:約1320万円、航続距離は最長491km(※その分、加速が速い)

車両価格はベンツやBMWのフラッグシップモデルと大差ない程度である。また都道府県によっては各50万円以上のエコカー減税、CEV補助金などが受けられるため、それも踏まえて考えて欲しい。

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試乗レビュー

電気自動車というと、走りが物足りないと感じることが殆どであり、テスラもまた同様なのではないかと思っていたが、その思い込みはいい意味で裏切られた。

テスラのモデルSはどのような環境でも力強い加速を見せてくれ、特にパフォーマンスを重視したP85Dモデルの加速にはただただ驚いた。最高速度も、高級スポーツカーと同レベルとは言わないが、225~250kmと不自由を感じるレベルではないだろう。

重心が低く、またステアリングも正確であるため、落ち着いたハンドリングが可能だった。乗り心地は何ともスムーズかつ快適で、ブレーキにも充分な強さがあった。

電気自動車なので燃費という概念とは少しずれるものの、フル充電をすると航行距離は400kmを優に超えるので、日常の外出には困らないだろう。また、そのためにかかる電気代も500円程度とも言われており、維持費は大いに安くなることが見込まれる。

しかしながら、家庭用電源でのフル充電には10時間以上かかり、かつそのために必要なアンペア数も大きいため、一般家庭ではまだまだ使いにくいと言わざるをえないだろう。

また横幅が広いため、日本の狭い駐車事情では使いにくい。車体重量も重く、対応していない立体駐車場も多いと考えられるため、今後の小型化には大いに期待したい。

インテリアの素材は上質なものを使っているが、ベンツやBMW、ポルシェなどのフラッグシップモデルと比較するとやや見通りする

また、運転席は広々としているものの、後部座席の頭上が狭いのも、課題の一つだ。ただし荷物スペースは広いため、後部座席は子どもしか座らないという人であればそれほど困らないだろう。

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