FIAT新型500X(2016)試乗レビュー:間もなく日本上陸の新車種の出来栄えは?

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今秋、日本でも発売されるフィアットの新しいSUV「500X」。比較的リーズナブルな値段になると予想されており、検討している人もいるのではないだろうか。また女性にも愛されそうな外見をしており、その点もポイントが高い。そこで一足早く試乗レビューをご紹介したい。

総評

ブランドの象徴ともいえる「500」を、5人乗りSUVに仕上げた500X。大きさはマツダのCX-3などと近くポルシェのマカンよりも一回り小さい。

エクステリアは500のモチーフを取り入れながらも、最近の流行も押さえているため古臭さは感じない。インテリアにも車の価格の割に、高級感があり、実用性も高い。

ハンドリングのシャープさなどは高く評価できる一方で、四輪駆動のOff Road Lookでもパワーが並程度なのが今後の課題だろう。

“Even against competitors like the upcoming Honda HR-V and Mazda CX-3, the new Fiat 500X makes a good case for itself as an American Fiat.” — Kelley Blue Book
ホンダのHR-VやマツダのCX-Rといった競合に囲まれながらも、500Xはフィアットのアメリカでの成功事例の一つになるだろう。

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評価ポイント

  • 優れた燃費性能
  • 運転のしやすさ
  • 分かりやすいオーディオ・ナビシステム
  • 高級感のある車内

マイナスポイント

  • 反応が分かりにくいステアリング
  • 優れているとは言いにくい2.4リッターエンジン

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試乗レビュー

価格も手ごろで、事前に見ていた写真も好みということで、個人的に気になっていた一台だったので、非常に期待をして試乗をした。細かい欠点はあるものの、普段の生活に使う分には申し分ない車だった。

ターボ付き4気筒エンジンの加速は、高速で飛ばしてみるとやや物足りないのは確かだが、街中を走るのであれば問題になるほどではない。オプションで更に大型エンジンに替えることもできたが、そちらは騒音がうるさいため、標準装備のエンジンの方がいいだろう。

燃費は街中で10.5km/l、高速で14.4lm/程度。SUVであることや車の大きさを考えれば、充分な数字であり、じクラスの他の車と比べても大きく上を行っている。

ハンドリングはスポーティーであり、角度が急なコーナーでも運転がしやすかった。前輪駆動だけでなく、四輪駆動が選べるのも嬉しい。ステアリングの反応がやや悪いのは今後の課題だろう。

500Xの車内には上質な素材が使われており、今までのフィアットのモデルとは一線を画す高級感のある雰囲気が漂っていた。

前列シートは広々としていて、心地よかった。後部座席も頭上には充分なスペースがあったが、足元はそれに比べるとやや狭い印象が残った。どの席も見晴らしが良く、かつ乗り降りがしやすいのも、他の車を乗っている時には感じない特徴であり、小さな評価ポイントに加えていいだろう。

荷物スペースは同じクラスの車と大差ないが、トランクに深さがあり、積みやすいように調整できるシェルフがあるのは便利だと感じた。

日本での発売価格はまだ正式には発表されていないが、手ごろな値段になるだろう。それでいて、以下のような安全装備も一通り標準搭載なので、スタイル、価格、そして価値のバランスが非常に優れた一台だ。

  • リアビューカメラ
  • ブラインドスポットモニター
  • 車線逸脱警告システム
  • 衝突警告システム
  • 後方パーキングセンサー

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