フェアレディZ33(350Z)レビュー:中古車購入ガイド・年代別モデルの違い

nissan 350z
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海外で根強い人気を保持しているニッサン350Z(※国内名称はフェアレディZ33型で、ほぼスペックも同様)
このラグジュアリースポーツカーの中古車が、米国のウェブサイトで紹介されている様子を、このブログでご覧頂こう。

350Z(Z33)総評

ニッサン350Zは間違いなくお勧めだ。
排気音に迫力があり、FR駆動でステアリングの反応が鋭く、グリップ力が優れていて、見事な2シータースポーツカーである。
往年のダットサンZの面影を残しつつ、非常にモダンである。

350ZのFMプラットホームはフロントミッドシップ・エンジンレイアウトを採用して理想の前後荷重配分を実現している。
3.5リッターV6エンジンは出力287HPとトルク37.9kgmを発揮し、6速マニュアルミッションが標準仕様で5速ATもある。

ステアリングホイールに伸縮調整はないが上下調整するとメータクラスタも上下する。
リヤサス周辺の剛性を向上するため、トランク内はストラットタワーバーが横切るので、バッグ類はいくつか積めるが大きいものは入らない。そして室内の小物入れは無いに等しい。しかしセダンを買う場合と違って割り切りの範囲だろう。

2003年モデル (2002年後半に発売開始)

クーペスタイルだけの設定でグレード体系は、ベース、エンスージアスト、パフォーマンス、ツーリング、トラック(競技用)の5種類である。

  • ベース: 17インチ合金ホイール、エアコン、各種パワーリモコンを標準装備。
  • エンスージアスト: キセノンヘッドライト、自動減光バックミラー、クルーズコントロール、トラクションコントロール、リミテッドスリップデフが加わる。
  • パフォーマンス: 18インチ合金ホイールとビークルダイナミックコントロールを装備。
  • ツーリング: 豪華な熱線ヒーター・パワーアジャスト付レザーシートや高級オーディオが加わる。
  • トラック: 競技用で、フロント&リアスポイラー、軽量合金ホイール、高性能ブレーキを装備している。質実剛健でリモコン操作や自動操作は一切ない。

2004年モデル (2003年春に発売開始)

エンスージアストおよびツーリングに、カブリオレタイプのロードスターが追加された。

2005年モデル

元祖240Zのデビューから35周年を記念して発売した限定モデルは、300HPにパワーアップし、ブレンボ社製ブレーキ(フェラーリ御用達)、特別仕様18インチ合金ホイール、エアロパッケージ、ツートンカラー仕上レザーシートが与えられた。

一般モデルも、防曇熱線入りサイドミラー、ハイトアジャスト付きドライバーシート、タイヤエア圧モニターが追加された。
そしてATはシフトダウンショックを防ぐエンジン回転合わせ制御が追加された。

2006年モデル

フェアレディZ33 2006年モデル

マニュアルミッション車は300HPに統一されて、18インチ合金ホイールとHIDヘッドライトが標準になった。
フロントバンパやリアランプも若干フェイスリフトされた。

インテリアはナビゲーション、シート生地、エアコン操作パネルなどが新しくなった。
またパフォーマンスおよびツーリングの両グレードに、エアロキット、ブレンボ社製ブレーキ、軽量合金ホイールが装着されるようになった。

2007年モデル

2007 model

エンジンパワーが306HPに向上した。
もし測定方法の改定前であれば、さらに20HP高い値で表示できた大幅な改良である。
また、ターボが効くのは従来は4000rpmからだったが、2000rpm付近から効くようになり、格段に走りやすくなった。

このモデルイヤーの中古車取引では、走行距離14万kmで程度は良好な車で、表示価格13,750ドル(約170万円)の出物がある。
※広い国なので走行距離は日本より多くなる。

2008年モデル

クーペは最終年度であり、ロードスターは2009年まで継続販売された。以後は後継車種の370Zに引き継がれた。

中古購入時のチェック項目と、推奨モデル

ドライバーシートのスライドレールやパワーウインドウ、クーペならリアハッチガス封入ストラット、ロードスターならキャンバスルーフなどは交換が必要な場合もある。

またフロントには飛石による傷があるかもしれない。
初期モデルはアラインメントの影響でタイヤが偏摩耗していることがある。

オイル圧センサは壊れることがあるのでレベルゲージで定期的に目視確認しよう。
クラッチの平均寿命は約65,000km、ブレーキディスクは約55,000km、ブレーキパッドは約20,000kmが目安である。

品質・装備・性能・価格相場を総合的に考慮すると、2007年モデルのツーリングのクーペが最もお勧めできる。
もちろん、それなりの年数がたったものを買う以上、ここの車種のコンディションチェックは必要だが、1つの目安として、総合点が高いのは間違いないだろう。

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