メルセデス・ベンツ新型SLクラス(2015)試乗レビュー:フェイスリフト前、最後の出来は?

Mercedes-Benz Pressefahrvorstellung des neuen SL 63 AMG in St. T
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2016年はフェイスリフトを控えているSLクラス。既にスパイショットも報告されている。中には、どちらを買うべきか迷っている人もいるのではないだろうか。そこで今回は、フェイスリフト前、最後のモデルである2015年式の試乗レビューをご紹介したい。

総評

運転の楽しさだけで選ぶなら、他社のスポーツカーのが上かもしれない。しかしベンツの2015年式SLクラスは、快適さ、ラグジュアリー感、そしてスピードのバランス感が素晴らしく、最高の組み合わせを見せてくれる。

“If you want something with sportier handling, the 2015 Audi R8, 2015 Jaguar F-Type and 2015 Porsche 911 would all be better choices. … But overall we think it’s a very good thing to be an SL driver, and Mercedes’ iconic luxury roadster has arguably never been more appealing.” — Edmunds
よりスポーティーなハンドリングを求めるのなら、2015年式アウディR8ジャガーF-Typeポルシェ911の方が良いだろう。しかしそれでも、結局は、SLドライバーになるのは素敵な選択だろう。そしてメルセデスのアイコニックで伝説的なロードスターは、間違いなく、今までで一番魅力的に仕上がっている

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評価ポイント

  • 静かな乗り心地
  • 力強い加速
  • 広々としたトランクスペース

マイナスポイント

  • やや反応の鈍いステアリング

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試乗レビュー

SLクラスに搭載されているエンジンは、各モデルごとに以下の通り。

  • SL350: V型6気筒
  • SL550: V型8気筒ツインターボチャージャー付
  • AMG SL 63:  V型8気筒ツインターボチャージャー付

実際に乗ってみると、ベースモデルSL350のエンジンであるV6エンジンであっても、あり余るほどのパワーを備えていた。SL550なら、そのパワーに加えて、ワクワクするような加速が楽しめる。7速オートマのトランスミッションは、シフトチェンジも素早い。

燃費は9.8~12.8km/l程度。最近のV6やV8エンジンの数値としては平均的だが、低排ガス認定を受けており、一昔前と比べると随分と向上した。スポーツカーを検討しているのなら、この数値で充分満足できるだろう。

スポーツカーというと乗り心地が固いことも多いが、SLクラスのサスペンションはそんな思い込みを良い意味で裏切ってくれる。快適な乗り心地に加え、落ち着いたハンドリング、そしてコントロールされた車両の動き。スポーツカーとしては屈指といってよいだろう。ただしステアリングはやや反応が鈍く、運転の楽しさという点では他社よりも見劣りするかもしれない。

キャビンはトップクラスの素材を使っており、「丹念に」作られているという印象が強い。シートは前も後ろも広々としている。特に気に入ったのが、首を温める「エアスカーフ」システムで、寒い日でも屋根をオープンにして走ることができる。またコンバーティブルの割にはカーゴスペースが広いのもポイントが高い。

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