アウディを支える3つの革新的技術:ブランドを支える魅力とは?

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アウディというとデザインが優れているというイメージが強く、技術という文脈ではあまり語られにくい。しかし実は、会社のスローガンも”Vorsprung durch Technik”、即ち「技術による先進」となっているように、技術をブランドのコアに持つ会社である。そこでアウディの魅力を彩る先進技術を、歴史的背景を交えながらご紹介したい。
 

技術を重んじるアウディの伝統

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アウディの歴史は1898年まで遡る。

ベンツの工場長だったアウグスト・ホルヒが、自分の名を冠したメーカー「ホルヒ」を設立したのが起こりだ。このホルヒは、20世紀初頭にアルミエンジンを採用するなど、設立当初から先進技術を積極的に開発・採用していた。

その後、技術と品質を追求し、採算を度外視したためにアウグスト・ホルヒは会社から追われ、1909年に新会社を設立、翌年にアウディを名乗った。会社名についてはその後、幾度か変更されるが、1985年にふたたびアウディに戻っている。

現在のアウディは、創始者であるホルヒの精神に加え、現在のアウディになるまでに融合したDKW、ホルヒ、ヴァンダラーという各メーカーの技術も息づいている。
 

アウディの代名詞ともいえる「クワトロ」システム

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アウディ独自の4WDシステムである「クワトロ」。

イタリア語で「4」を意味するクワトロが生まれたのは1980年。縦置きFF(フロントエンジン・フロントドライブ)をベースに開発されたものだ。しかし更に更に遡ると、世界初の量産FF車を作ったのも、アウディの前身となる「アウトウニオン」の中心的存在であるDKWだった。

開発された1980年当時の4WD機構と言えば、悪路での低速走破性を目的に作られた二駆/四駆切り替え式のパートタイム方式で、舗装された道での高速走行には不向きであった。対するクワトロは、フルタイムで高出力を四軸に分配することで、走行性能の向上に成功した。

また新しいRS4に搭載された最新版もクワトロと呼ばれている。こちらは、前後速度と前後トルク配分の自由度が更に高まっている。
 

軽量素材を多用したシャシーの設計

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アウディの創始者ホルヒも設立当初からアルミエンジンを採用するなど新技術に積極的だったことは既に述べたが、現アウディの技術には、前身となる「アウトウニオン」や、更にアウトウニオンを形成する前のDKWの影響も色濃い。

アウディとなる遥か前、DKWは木製フレームの市販車や、アルミやプラスティックをボディに採用した実験車を開発、軽量素材採用に積極的なメーカーだった。

またアウトウニオン時代である30年代には、アルミを多用したマシンでレースに勝利したり、公道で400km/h走破に成功するなど、軽量シャシーで数々の記録を打ち立てている。

現在のアウディは、その伝統を受け継ぎ、A8やR8でアルミシャシーを実用化している。またカーボン強化プラスティック(CFRP)やマグネシウムなど、より軽く高剛性な素材を用いて、積極的な研究開発も繰り返している。
 

VWグループ内でも屈指のエンジン開発能力

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現アウディのルーツには、高いエンジン開発力を持つメーカーが名を連ねている。20年代にドイツ初の8気筒エンジン搭載車を生産したホルヒ、フェルディナンド・ポルシェ設計の6気筒を擁したヴァンダラー、そして50年代に初めてロータリーエンジンを開発したNSU。

その高いエンジン開発力はフォルクスワーゲン傘下に入ってからも健在で、1976年にはガソリン直列5気筒エンジンを世界で初めてガソリン車に搭載している。また最近では、ランボルギーニやフォルクスワーゲンンの「ゴルフ」にエンジンを提供するなど、技術の面でフォルクスワーゲングループの中心的存在になっている。
 

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