新型シトロエンDS3レビュー:スペック・試乗・購入ポイント

2015 Citroen DS3
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2015年モデルのDS3はシトロエンのエンブレムをあえて装着していない。
トヨタにおけるレクサスのように、ラグジュアリーなブランドとして分離する意図があるとみられている。

新型DS3 評価ポイント

  • 運転が楽しめるシティスポーツである。
  • エクステリアの表情が豊かである。
  • オプションが豊富で自分好みに仕立てられる。

マイナスポイント

  • スポーティーな反面、乗り心地はかなり硬い。
  • リアシートの乗降が楽な5ドアの設定はない。

スペック・性能総評

新型シトロエンDS3 ブルーボディ

DS3はスタイリッシュで若々しくてラグジュアリーな装いであり、ミニクーパーアウディA1、アルファロメオ・ミトをライバルとして意識している。
カスタマイズオプションが非常に豊富で、若いユーザーの支持を集めている。

2010年に登場した後、2014年にフロントグリル変更やLEDヘッドライト採用のフェイスリフトを実施して、引き続き2015年にパワートレインの改良を実施した。
プレミアム・サブコンパクトカーとして良くできており、ファッショナブルや楽しさだけが取り柄ではない。

バージョンは全部で5種類で

  • エントリータイプのDSign
  • その上のグレードのDStyleやDsire
  • そしてスポーティーなDSportsやUltra Prestige

をラインアップしている。
様々なスペシャルエディションもあり、特別仕様の装備やスタイリングを提供している。

エントリータイプのDSingでも、レザー巻きステアリングホイール、クルーズコントロール、パワーミラー、エアコンなどが標準装備である。
DstyleやDSportなら、ブルートゥース、サイズアップ軽合金ホイール、フルオートエアコン、パーキングセンサ、オートヘッドライト&ワイパなどを装備している。

試乗フィーリングは?

今回試乗したのはDStyleで、エンジンは1.2リッターで110馬力で、見ても走っても楽しい車だと感じた。
カラフルで大胆なデザインは好みが分かれるかも知れないが、プレミアム・サブコンパクトカーの中では際立った存在感がある。

エンジンは経済的なものからパワフルなものまで揃い、様々なニーズに応えられる。
1.2リッターVTiは82馬力で1.6リッターVTiは120馬力、そして1.6リッターTHP165は名前の通り165馬力を発揮して、0-100km/h発進加速は7.5秒である。

若いユーザーは維持費が少ないと助かるだろう。
燃費が良い新開発1.2リッター3気筒エンジンは、そういう意味でお勧めできる。

曲がりくねった裏道に入ると、敏捷なフットワークを実感して楽しめた。
ステアリングはミニクーパーのようにずっしりした手応えではないが、同様にクイックで正確ではっきりしたフィードバックが返ってきた。

ds3 運転席・ハンドル

グリップ限界は高くて車体をコントロールし易かった。
ステアリングとスロットルを駆使してコーナリングのラインを自在に修正することが可能だった。

2015年モデルで登場した新型6速ATは1.2リッター110馬力のみの設定であるが、従来よりも変速時間が40%短縮して燃費は30%も向上した。
スポーツ走行モードもあるが、ステアリングホイールにパドルシフトがないのは少し残念であった。
そういうところはミニクーパーに一日の長がある。

内外装とそのオプション

最初のDS3が登場して5年の歳月が過ぎているが、今でも斬新なデザインはエクステリアもインテリアもアウディA1やミニクーパーと比べて劣っていない。
インテリアの基本構造はC3と共通だがダッシュパネル表面仕上げなどをオプションで選択できる。

高級感を演出しているのは、研磨仕上げセンターコンソール、レザー表皮と金属面を組み合わせたギアシフトレバー、穴が並んだ合金パダルなどである。
ただし、ドアの内張りやダッシュボードの下面に、安価なプラスチック素材が使われている部分もある。

3ドアハッチバックとしてはリアシートのレッグルームとヘッドルームに余裕があり、窮屈な思いをしないで済む。
トランクエリアは285リットルあってミニクーパーよりも74リットル多い。

ナビゲーションはオプション設定であり、装備レベルを合わせて比較するとミニクーパーよりも割高な価格設定である。

信頼性・安全性

信頼性はシトロエンの弱点であったが、2015年のドライバーパワー調査によるとDS3は150台中67位で平均よりも上位に食い込んだ。

安全性はユーロNCAPの5つ星を獲得している。
また全グレードで6エアバッグ、車両挙動安定制御、急ブレーキ自動ハザードなどが標準装備である。自動ブレーキはオプション設定である。

試乗動画と海外ユーザーの口コミ

It now has a touchscreen. And in the international lineup, the 1.6 88kW has been replaced by a 1.2L 81kW/205Nm turbocharged 3-cylindre with a 5-speed manual or a 6-speed automatic (the same as in the C4 Picasso and Peugeot 308).
(タッチスクリーンがついたね。エンジンは1.6リッター88kWから3気筒1.2リッターターボ81kWに変わったのか。C4ピカソやプジョー308と共通仕様だね。)

Love the fact it comes with a 6 speed manual.
6速マニュアルミッションがあるのは嬉しいね。)

could not agree about ride balance between comfort and sportiness… I didn’t drive A1 yet, but I drove DS3 and Mini several times. and I can safely say that DS is far more comfortable and practical car for every day’s use.
(乗り心地とハンドリングの両立レベルはいまいちだ。アウディA1は乗ったことがないけどDS3とミニは何度も乗った。DS3は日常的な快適性や実用性は十分とはいえない。)

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