スーパーカーからSUVまで、50にもおよぶ新車が公開された今年のロサンゼルスオートショー。アメリカ初公開のものもあるが、30にも及ぶ新しいモデルが世界デビューを果たしている。そこで、2015年から2016年に注目の車両をご紹介したい。
フェラーリは、F12tdf(画像上)を公開する。Caxuryでも紹介した、世界でも高い注目を集めている一台であるが、ポルシェも負けてはいない。レーストラックにも対応できるケイマン、GT4クラブスポーツを公開する。
ランボルギーニも新型の、よりダイナミックになったウラカン(画像上)を公開し、こちらもこのLAモーターショーに加え、今後もフェラーリやポルシェと競うライバルになるだろう。
メルセデス・ベンツは同じスーパーカーでも、エレガンスと快適さを備えたSLクーペをお披露目する。折りたたみ可能なハードトップを備え、ベンツらしい最新テクノロジーも多数搭載しているという。
SUVとクロスオーバーは、今年のモーターショーの大注目セグメントだろう。アメリカの西海岸は、オフロードカーの愛好家が多いから尚更だ。
レンジローバーイヴォークにコンバーティブルが発売されるという噂が流れ様々な意見が見られたが、LAモーターショーでついにお披露目された(画像上)。プレミアムコンパクトSUVとしては、初めてのオープンカーである。
そのライバルになりそうなのが、キャデラックのXTSだろう。キャデラックの新しいSUVモデルであり、母国アメリカでのお披露目ということもあり、ヨーロッパのラグジュアリーカーメーカーには負けられないと気合が入っている。
大型SUVだと、メルセデス・ベンツのGLSクラスがデビューした。7人乗りSUVで、メルセデスが「Uber Luxury」(ラグジュアリーを超える)と表現している、Sクラスのような快適さと最新技術を搭載し、しかしSクラスよりもオフロード性能と視界の広さを備えた一台に仕上がっている。
プレスデーの11月18日に、モータープレスギルドの「the marque of honor」に選ばれ表彰されたアルファロメオ。
新型4ドアクーペの「ジュリア」(画像上、下とも)もお披露目した。ベースグレードには2.0リットル直列4気筒ガソリンターボが搭載される。フェラーリがチューンしたクアドリフォリオは2.9リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速3.9秒、最高速307km/hという優れた性能を発揮することも明らかになった。