2015年 ロサンジェルス・オートショー 注目を集めた「特選の10車」

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フランクフルトと東京に次いで開催されたロサンジェルス・オートショー。
発売を間近に控えた新型車やその先を見据えたコンセプトカーが出展された。

最高級スポーツカーからエコノミーカーまで、あるいは最新コンセプトカーからノスタルジックな車を最新技術でリバイバルしたモデルまで、さまざまな車が集まり、全体的には発売間近の新型車が多く目立ったLAモーターショーの中でも、特に注目を集めた10台を紹介しよう。

1) 2017年モデル フィアット124スパイダ

fiat 124 spider red

1960年代に一世を風靡したフィアット124スパイダは、マツダロードスター(輸出名MX-5ミアータ)の手本にもなったほどである。
2017年モデルで復活したフィアット124スパイダは、両社の提携に基づいて4代目ミアータがベースシャシになった。

  • 長円形のヘッドライト
  • 6角形のグリル
  • 卵形のテールライト

などは、明らかにオリジナルの124スパイダへのオマージュである。
エンジンはフィアット製の1.4リッター直4ターボで160馬力を発揮する。

さらにスポーティーなアバルト・バージョンの情報もあり、これからも注目を集めそうだ。

2) ランドローバー レンジローバー・イヴォーク・カブリオレ

range rover evoque convertible

2012年に公開されたコンセプトモデルが、量産を間近に控えるようになった。
おしゃれでウィンチ装着はもはや似合いそうにないイヴォーグ・カブリオレは、ランドローバー・ブランドに新たな境地を切り開いた。

ルーフ開閉は約20秒かかり、50km/h以下なら行なえる。ボディ補強のため約170kg重くなっているが、自然をじかに感じるには絶好の車である。技術面は従来と同じで、240馬力2.0リッター直4ターボ、9速AT、電子制御AWDの組み合わせで走る。

3) 2017年モデル ビュイック・ラクロス

2015年のデトロイトオートショーで公開されたアベニール・コンセプトのイメージを受け継いで、装いを新たにした2017年モデルのビュイック・ラクロスが姿を現した。

3.6リッターV6エンジンは305馬力で8速ATと組み合わされ、駆動方式はFFおよびツインクラッチAWDである。
新しいシャシは従来よりも約140kg軽量化されている。

インテリアのデザインは表情豊かになり、技術面ではインフォテ-メント「インテリリンク」はアップルCarPlayやアンドロイドAutoとの互換性はもとより、使い易いヘッドアップディスプレイ、スマホのワイヤレス充電、高級なボーズ・オーディオなどを備えている。

4) 2016年モデル ホンダ シビック・クーペ

2016 civic coope

ホンダ・シビックは、モデルチェンジしたセダンに引き続いて、クーペもがらりと姿を変えて登場した。今年初めに公開したシビック・コンセプトを踏襲していて、後方に重心を寄せた印象のファストバックスタイルは、エコノミーなFF車と思えないほどの存在感がある。

インフォテーメントは7インチのタッチスクリーンを装着していて、アップルCarPlayやアンドロイドAutoにも対応している。

ベースモデルのエンジンは2リッター直4ナチュラルアスピレーションで、ハイグレードモデルは1.5リッター直4ターボになる。今後、5ドアハッチバックおよびスポーティーバージョンのSiやType Rも加わる予定である。

5) ランボルギーニ・ウラカンLP580-2

LP580-2

従来のランボルギーニ・ウラカンはAWDが標準装備であり、安定性は優れているものの、一部のファンは満足していなかったが、LP580-2はリア駆動を採用して彼らの願いを叶えた。

スーパーカーがそろうランボルギーニの中で、ウラカンLP580-2はエントリーレベルであり、その出力580馬力はAWDで610馬力のLP610-4よりも30馬力低い。
それでも0-100km/h発進加速はわずか3.4秒で、最高速度は320km/hに届く。
AWDと比べると安定性は高くないが、操る楽しさが増している。

6) 2016年モデル マツダCX-9

最新のCX-9は3列シートのクロスオーバーSUVであり、インテリアは

  • ナパレザー
  • 紫檀木目
  • アルミプレート

を配して高級感が漂い、スタイリッシュで滑らかなエクステリアと良い取り合わせである。
SkyActivシリーズ2.5リッター直4ターボエンジンの見た目はコンパクトであるが、250馬力とトルク420N・mは、この大柄な車を気持ち良く走らせることができる。

7) 2017年モデル メルセデスベンツSLクラス

2015_Mercedes-Benz_SL-Class_1

標準のSLモデルはくつろいで乗れる車、AMGモデルは本格的な高性能バージョンとして明確に分かれている。

  • SL450は3.0リッターV6ツインターボエンジン
  • SL550は4.7リッターV8ツインターボエンジン

搭載していて、どちらも新型の9速ATを組み合わせている。

一方、SL63 AMGは5.5リッターV8ツインターボエンジン、SL65 AMGは6.0リッターV12ツインターボエンジンを搭載していて、改良版の7速ATを組み合わせている。

小粋なSLは、サス特性を自動的に最適化するアクティブ・ボディ・コントロールや、電子安全デバイスを統合したドライバー・アシスタンス・パッケージを装備している。
リトラクタブル・ハードトップは、クーペと同じセキュリティ・レベルおよびコンバーチブルと同じオープン・エア・フィーリングを提供する。

8) スバル・インプレッサ セダン・コンセプト

2年前の東京モーターショーでインプレッサ・ハッチバック・コンセプトが公開された。
しかしアメリカではハッチバックよりもセダンが好まれることはスバルも承知していて、2015年のロサンジェルス・オートショーでインプレッサ・セダン・コンセプトが公開された。

デザイン的には6角形のグリル、C形のヘッドライト、レクサスRCと印象が似ているテールライトなどが特徴的である。モジュール方式プラットフォームを採用した2017年モデル新型インプレッサは2016年中に姿を現すだろう。

9) フォルクスワーゲン・ビートル特別仕様車 デューン/デニム

beetle special at L.A show

デューンおよびデニムは、1970~80年頃のディスコブーム時代に販売されたビートル特別仕様車の復刻版といえる。

砂丘を意味する名前を持つデューンはSUVであり、かつてのビートル・バジャバグほど強烈ではないものの、車高をアップしていて、アルミ・スキッド・プレート、限定モデル塗装色、逞しいフロントデザインなどが特徴である。

もう一方のデニムは、ビートル・ジーンズの再来と言えそうな色調と装飾で仕上げたエクステリアとインテリアが個性的である。

どちらも1.8リッター直4ターボと6速ATを搭載している。
販売予定は、デューンがクーペタイプもある一方で、デニムはカブリオレのみである。

10) ボルボ コンセプト26

自動運転時代のコンセプトをインテリアのみで表現していてエクステリアは含まれていない。
ダッシュボード、ステアリングホイール、シートの相対関係は、ドライブ、クリエート、リラックスの3モードで変化する。

  • ドライブ・モード: ドライバーが運転操作に集中できる環境が整えられる。
  • クリエート・モード: 自動運転に切り替わり、運転席の周辺はワーク・ステーションとして使えるようになる。
  • リラックス・モード: シートがリクライニングするとともに、シートとセンターコンソールの距離が広がり、広々としたスペースでくつろぐことが可能になる。

コンセプト26と名付けた由来は、自動運転によって通勤中の自由時間を片道で平均26分増やせるという試算結果に基づいている。ドライバーが運転を楽しむ事もできるように配慮して、コンパクトなステアリングホイールが残されている。

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