BMW新型3シリーズ試乗レビュー(2016):マイナーチェンジ後の走りは?燃費は?

BMW 340i
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2015年にマイナーチェンジをした3シリーズ。BMWの最多量販モデルであるだけに、その走りには注目が集まっている。マイナーチェンジ後最初の年である2016年式を試乗したレビューをご紹介したい。

総評

2015年にマイナーチェンジをした3シリーズは、現在6代目の後期型にあたる。
その新型3シリーズの魅力は、何といってもそのエンジンラインナップの豊富さだろう。パワフルなものから燃費性能が高いものまでバリエーション豊富に用意しているため、好みに合わせて選ぶことができる。また「駆け抜ける歓び」を掲げるBMWらしいスポーティーな走りで、特にハンドリングの正確さは他社の追随を許さない。また後部座席は意外なほど広々としており、この点でも一歩抜きん出ている。

“Facing fierce competition from fresh-faced rivals, BMW has responded with a number of changes for 2016 that help keep the 3 Series current. Even without them, though, this would still be the segment front runner, both for avowed driving enthusiasts and for shoppers who just prefer a pleasing luxury car experience.” — Edmunds
ライバルの参入が続き、競争が激しいこのセグメント。BMWはフェイスリフトで数々の変更を施し、3シリーズを最新モデルに仕立てることで対応している。もっともフェイスリフトなしでも、3シリーズはこのセグメントのトップランナーに間違いない。熱狂的なドライバーはもちろん、楽しくてラグジュアリーなドライブエクスペリエンスを求める人にもトップ候補になるだろう。

“The 340i is no M3, but it does offer one of the best high-performance experiences in the segment. If the heart of a driving enthusiast beats within your chest, there are few better ways to indulge yourself than this remarkably subtle but capable driving machine.” — Car and Driver
340iはM3ではない。しかし、340iはこのセグメントでも屈指のハイパフォーマンスな体験をさせてくれる。熱狂的なドライバーにとっては、この極めて繊細でしかし優れたマシンで運転を楽しむ以上の選択肢はそうそうないだろう。

2016_BMW_3-Series_25

評価ポイント

  • 性能の高いエンジン
  • シャープなハンドリング
  • 広々としたリアシートとトランク
  • 優れた燃費性能

マイナスポイント

  • やや使いにくいスタートストップシステム

2016_BMW_3-Series_21

試乗レビュー

マイナーチェンジを経た新型3シリーズの主なエンジンラインナップは以下の通り。

  • 320i:2リッター直列4気筒ターボチャージャー付き(180馬力)
  • 328i:2リッター直列4気筒ターボチャージャー付き(240馬力)
  • 340i:3リッターV型6気筒エンジンターボチャージャー付き(320馬力)

340iはマイナーチェンジ後に初登場したグレードであり、335iに代わりデビューした(※2016年1月1日時点、日本未導入)。上記の他にターボディーゼルエンジン搭載の328d、新たに追加されたプラグインハイブリッドモデルの330eも用意されている。全てのグレードは8速オートマティックトランスミッションであり、6速のマニュアルもセダンのオプションとして用意されている。

燃費は320iのセダンで16.6km/L。このサイズの車としては屈指の燃費性能であり、3シリーズラインナップで最も燃費性能が高いディーゼルの328dなら更に高い数値をマークする。

ベースグレードの320iでもパワーは充分軽やかに走り出し、そのままトップスピードまで引っ張られるように加速していく。変速もクイックでありながら、正確。さすがはBMWというべき仕上がりになっている。322inなら更なるパワーと跳ねるような加速を見せてくれる。日本未発売の340iは滑らかな加速と気持ちのよい吹き上がり感を備えており、今後はこちらの日本発売も期待したい。

その走りもBMWらしい、ドライブを楽しめる仕上がり。国産車に比べると走りは硬いものの、俊敏なハンドリングと快適な乗り心地を見事に両立させている。マイナーチェンジを経て、よりステアリングが正確になった印象も受ける。特にセダンとツーリングのスポーティーな走りは、熱狂的なドライバーも満足するだろう。

新型3シリーズのキャビンは一流の素材を用いて作られており、スタイリングのデザイン性もきわめて高い。運転席のシートはソファーのような柔らかさではないが、サポート感が強く、特にオプションのスポーツシートでは腰など負担が掛かりやすいところがしっかりとサポートされる。リアシートの足元も広く、同じDセグメントのライバルよりも快適。カーゴスペースも他社よりも広く確保されており、ツーリングやグランツーリズモはもちろんのこと、セダンでも充分な荷室容量を備えている。

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