BMW新型Z4試乗レビュー(2016):2013年にマイナーチェンジを受けた2代目の走りは?

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BMWのクーペカブリオレZ4。6シリーズや4シリーズよりも一回り小さく、また最初からオープンカーにすることを前提に設計されている唯一のモデルである。雨が多い日本ではオープンカーはなかなか候補に入りにくいが、天気が良い日のオープンドライブは言葉では説明できない気持ち良さがある。そこで今回はZ4の試乗レビューをご紹介したい。

総評

2013年のマイナーチェンジ後のZ4は、エンジンの選択肢がどれも充分なパワーを備えているのが最大の魅力である。オープンにした時に、あえてパワーを余らせながら走るのが何とも楽しい。また乗り心地が硬くなりがちなロードスターだが、このZ4では程よく快適な走りを見せてくれる。

価格は高く、オープンカーの宿命で実用性は決して高くないものの、オープンドライブはそれ以上の楽しさがある。特にセカンドカーとしては検討してみるべき一台だ。

“The Z4 does do the boulevard cruiser thing particularly well. It’s a doddle to drive, with an easy consistency to the brakes, steering and throttle; the cabin is snug and attractively laid out.”
BMWのZ4は、街中をクルーズする車としては極めて出来が良い。スロットル、ステアリング、ブレーキの調和を保って走ることくらい朝飯前である。車内の居心地は良く、レイアウトも魅力的である。

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評価ポイント

  • パワフルなエンジン
  • 運転しているときの快適さ
  • 質の高い作り

マイナスポイント

  • 新車では手が届きにくい価格設定
  • 燃費が良いディーゼルモデルがない
  • 実用性の低さ

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試乗レビュー

2代目になり、ハードトップを備えたクーペカブリオレ方式を採用したZ4。そのエンジンの選択肢は2種類で、2リッター直列4気筒と3リッター直列6気筒。他のBMWのクーペはシングルターボしか付いていないが、このZ4はツインターボ付き。そのため、同じ排気量でもパワーが大きく異なる。ベースエンジンの直列4気筒でも充分なパワーを備えているが、直列6気筒ならそのパワーは更にアップ。アクセルを踏み込むなり跳ねるような加速を見せ、そのまま高速域まで一気に駆け上がる。

その走りは、走行モードで乗り味が調整できることも手伝って、BMWのスポーツカーの割には硬さは控えめ。「コンフォート」モードに設定すると、路面からの衝撃も緩和されており、かなり快適な乗り心地である。速度を上げすぎなければ、市街地での利用にも充分使える快適さである。

他方で「スポーツ」モードにしても正確なハンドリングは健在。ステアリングに対してダイレクトに反応してくれる辺りは流石はBMWである。しかしながらスポーティーさという点では、ポルシェのボクスターやアウディTTに比べると見劣りし、「スポーツ」モードでもやや快適さに寄せ過ぎている感はある。

インテリアはBMWのスポーツカーらしく、運転を楽しむことを第一に丁寧に設計されたドライバーオリエンテッドな作り。質の高い素材を使っており、運転席に座るだけで心地よい。ハードトップを閉じればクーペにも負けない静粛性も備えている。装備類は同価格のセダンと比べると若干見劣りするものの、2シーターカブリオレであることを考えれば充分だろう。

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