6代目BMW3シリーズ(2012年~)試乗レビュー:買うなら新車?中古車?在庫や相場は?
17 10月, 2016
何世代にもわたって、ラグジュアリーで、エレガントで、ハイパフォーマンスであり続けてきた7シリーズが、2016年モデルで一新された。
※2015年モデルとの比較もチェック!
その見逃せない5つの魅力を解き明かしていこう。
自分で運転する場合でも、乗せてもらう場合でも、7シリーズはドイツならではのエンジニアリングの粋を常に感じさせる。
その姿はセダンでも、
は、並のスポーツクーペを寄せ付けない。
新たに採用されたカーボンコア・プラットフォームによって約90 kg軽量化できたことも貢献している。
7シリーズは、乗り込む瞬間から快適さと安らぎを実感する。
ドア下の足元を照らすフットライトは、まるで縞模様のカーペットのような輝きを地面に映し出す。
フレグランス・オプションを追加すれば、ほのかで爽やかな香りが楽しめる。
まさに独自の世界である。
750i xDriveは、ストレッチされたホイールベースのおかげで足元が広々としている。
またリアシート・パッケージが用意されていて、センターアムレストに嵌め込まれた脱着可能なタッチ・コマンド・タブレットを使って、様々な設定や調整が行える。
BMWは技術競争でかつてない高みに向かっている。
iDriveインフォテーメントはこれまでも充実した機能を誇ってきたが、赤外線カメラで指の動きを読み取るジェスチャーコントロールは、まさしく革新的でありライバルを引き離している。
BMWは独自のブランドバリューを確立しているが、その中でも7シリーズはラインナップ全体が将来進む方向を示唆する立場にある。
エクステリアは、どちらかというと控え目な印象であるが、丁寧に造り込まれたベルトラインや19インチホイールが、アクセントを添えている。
インテリアは、木目仕上げのシートベルトカバーや、ヒータ内蔵のリアシートとアームレストが、一歩抜きんでている。
見た目だけでなく、前後輪の重量配分は理想的な50:50であり、タイヤハウス後方のエアアウトレットも機能的である。
アダプティブ・クルーズは、停車と再発進も自動的に行なえる。
ロード・プレビュー付きアクティブ・コンフォート・ドライブは、前方の路面形状を察知して、一瞬も遅れずにサスペンションを最適に調整する。
これらの最新技術は、7シリーズの洗練された味わいになっていて、乗り心地は最高である。
走行性能の調整は、燃費重視のエコ・プロ・モードから走り重視のスポーツ・プラス・セッティングまで幅広く可能であり、TPOに応じて選択できる楽しさがある。
7シリーズは、前例がない技術、類いまれな性能、最高級の快適性を兼ね備えていて、ラグジュアリーカーの最先端を歩み続けている。
価格を考えると手が出しにくいが、是非とも一度は持ちたいと思わせる魅力が満載だ。