ポルシェ「ケイマン」試乗レビュー(2016):フェイスリフトを控えた2代目前期型の評価は?

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ポルシェのハードトップクーペであり、ボクスターの派生モデルであるケイマン。2016年後半にはマイナーチェンジを控えており、718ケイマンと名称も変更されるという。そこで2代目前期型最後のモデルの出来栄えや海外レビューを紹介したい。

総評

ベースグレードの「ケイマン」は2.7リッター6気筒、「ケイマンS」と「ケイマンGTS」は3.4リッターの6気筒、「ケイマンGT4」は3.8リッターの6気筒のエンジンというラインナップのケイマン。そのパワーに加えて、ダイナミックなハンドリング正確なステアリングも備えており「最もスリリングなスポーツカー」ともいわれている。

“Stylish and capable, the 2016 Porsche Cayman is one of the most desirable sports cars on the market.” — Edmunds
スタイリッシュ性能も良い。2016年式のポルシェケイマンはマーケットに存在する車の中でも最も欲しくなる一台だろう。

“The 2016 Porsche Cayman is a mid-engine coupe designed with the driving enthusiast in mind. While the Porsche 911’s price tag has placed it out of reach for many buyers, the Cayman offers the same iconic good looks and nearly as impressive performance for far less money.” — AutoTrader
2016年式のポルシェケイマンはミッドシップエンジンを搭載したクーペで、ドライブフリークを念頭にデザインされた一台だ。ポルシェ911はその値段のせいで手が届かない人も多いのに対し、ケイマンはもう少し安価ながら、同じアイコニックなスタイルとほぼ変わらない印象的なパフォーマンスを見せてくれる。

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評価ポイント

  • スポーティーなハンドリング
  • 操作感が感じられるステアリング
  • サポート感があるシート

マイナスポイント

  • やや物足りない印象もあるベースエンジン
  • 優れているとはいえない視界

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試乗レビュー

ベースグレードであるケイマンのパワーは275 PS/7,400 rpm。マニュアル車の場合、時速100kmまでの加速は5.7 秒最高速度266 km/hという数値で、一般的には充分な性能だが、ポルシェのスポーツカーとしてはやや物足りない印象でもある。より上級グレードのケイマンSやケイマンGTS、更には385馬力を備えるケイマンGT4ともなれば、流石はポルシェといったパワーと加速を見せてくれる。またどのグレードを選んでも、素晴らしいエンジンサウンドを味わえるのは嬉しい。

後輪起動のケイマンは、カーブやワインディングでもダイナミックなハンドリングと夢中になれるドライブエクスペリエンスを備えている。コーナーでのバランスもよく、グリップ感も程よい。ブレーキの利きもよく、ステアリングも路面からのフィードバックも充分に感じられる。乗り心地も快適だが、GTSとGT4に関しては、ラフな道にはあまり向いていないだろう。

キャビンは一流の素材を用いたプレミアムな仕上がり。シートもサポート感が強く、理想的なドライビングポジションを保てると同時にスペースにも余裕があり、長時間のドライブでも快適な作り。ただし比較的厚めのルーフピラーと高いウィンドウシルが邪魔になり、やや見晴らしという点では課題が残る。

コンソール類はボタンが多いにもかかわらず、感覚的に使えるように配置されており、オーディオや空調の調整もしやすい。トランクが2つあり、2つ併せると、ちょっとした旅行の荷物程度なら充分に積むことができるだろう。

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