新型MINIクラブマン試乗レビュー(2016):モデルチェンジ後の走り、燃費、価格は?

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特徴的だった観音開きのサイドドアが廃止されるなど、デザインにも大きな変化があった新型ミニクラブマン乗り降りしやすくなった反面、そのチャームポイントがなくなってしまい寂しい気もする新型クラブマンの試乗レビューをご紹介したい。

総評

フルモデルチェンジをしたミニの新型クラブマン。スムーズで力強いパワートレインに加えて、「ゴーカートフィーリング」を残しつつも落ち着いた乗り心地、そして大きなボディを活かした広々としたキャビンとカーゴスペースが高く評価されている。

※今までの新型クラブマンレビューを読む (レビュー1)(レビュー2)

“More so than even the Countryman, it’s a small family vehicle that with a luxurious feature, everyday comfort, and versatility, wrapped up in a shouty style that fits the brand. ” — Autoblog
カントリーマンにも増して、クラブマンはファミリーカーである。ラグジュアリーな装備日常使いの快適さ多才さを、ブランドにピッタリの人目をひく姿の中に備えている。

“The 2016 Mini Clubman is the biggest Mini ever, a fact that the British carmaker is quite excited to promote. And we have to admit that the 2016 Clubman is the most sensible Mini you can buy, yet it also preserves enough of the brand’s original Mini-ness to keep you smiling.” — Automobile Magazine
新型ミニクラブマンはミニ史上で最も大きく、このイギリスメーカーもそれを頻りと謳っている。新型クラブマンが最も合理的な選択だと言える一台だが、それでいて嬉しくなるようなブランドオリジナルの「ミニらしさ」も充分に備えている。

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評価ポイント

  • クイックな「ゴーカートフィーリング」
  • スムーズなトランスミッション
  • 広々として快適なシート
  • 小物も収納しやすいカーゴスペース

マイナスポイント

  • 平均以下の燃費性能

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試乗レビュー

新型クラブマンのラインナップはベーシックなクラブマンに加えて、上級グレードのクーパーSクラブマン、さらに四輪駆動を搭載したクーパーSクラブマンAll4の計3グレード。ベーシックなクラブマンは1.5リッターの直列3気筒エンジンだが、極めて洗練されたエンジンに仕上がっており、高速を走るのにも充分なパワーを備えている。上級グレードであるクーパーSクラブマンは2リッターのターボ付き直列4気筒を搭載で、跳ねるようなパワーを全身で感じることができる。

燃費はベーシックなクラブマンで17.1km/L、クーパーSクラブマンだと16.6km/L。燃費が悪いと言い切るほどではないが、このサイズの車としては平均には届いていない

新型クラブマンは先代よりも長いホイールベースを採用しており、安定性が向上。そのため、今まで以上に快適なドライブエクスペリエンスを実現している。ハンドリングもクイックブレーキの効きも良好。ステアリングのフィードバック感はやや弱いものの、快適さとゴーカートフィーリングを上手く両立しており、運転を楽しめる一台に仕上がっている。

モデルチェンジに合わせてエクステリアも一新。クラブマンの大きな特徴だった観音開きのサイドドアは廃止され、乗り降りしやすい通常の5ドアに。ただしカーゴスペースのドアは引き続き観音開きである。また、全体的にまとまりのあるデザインになっているため、クラブマンらしさを一定残しつつも、穏やかで大人っぽい印象に仕上がっている。

インテリアは先代よりもレベルアップした印象。先代クラブマンもかなりデザイン性が高かったが、使用しているマテリアルがややチープなのが残念だった。その点、新型クラブマンは使用する素材の質も大きく向上し、プレミアム感も備えてきた。もちろん、ミニらしい遊び心溢れるデザイン、特にミニインテリアのシンボルともいえるダッシュボード中央の丸いタコメーターは健在だ。

ミニのラインナップの中で最大のボディサイズも手伝い、車内は「ミニ」という言葉やどこかガジェットっぽいデザインからは意外なほど広さがある。フロントのみならず、リアシートの頭上、足元とも広々としており、シートのサポートも充分なため難なく快適なドライビングポジションを見つけることができる。またキャビンの静かさという点でもポイントが高い。

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