2016年モデルBMW 5シリーズレビュー:試乗・スペックやライバル比較も

bmw5
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ミドルサイズのラグジュアリーセダンとして、2011年に登場した現在の6代目5シリーズは、2016年モデルでも引き続き高い評価を得ている。(参考: 2015年モデル 5シリーズレビュー / 3シリーズとの違い
その概要とあわせてライバル各車についてもご紹介しよう。

また、併せて、ベンツEクラスとの対決記事も読むと、より5シリーズの特徴が浮き彫りになるだろう。

2016年型 5シリーズ 評価ポイント

  • トップクラスのエンジン性能および滑らかな乗心地。
  • 豪華なインテリアおよび充実しているテクノロジー。

マイナスポイント

  • エンジンストップスタートはやや未熟な感じが残っている。
  • アクティブハイブリッドの燃費は期待したほどではない。

スポーティーさを売りにした5代目と比べれば少し大人しい感じであるが、走りの良さは相変わらずある。
北米でのプライスレベルは約5~7万ドル(約550~770万円)で、8速ATが全車標準である。

シリーズ構成・各ラインナップの概要

1) 528i

2リッター直4ガソリンターボの出力は240馬力で、FR車の燃費は市街9.8 km/Lおよび高速14.5 km/L、そしてAWDのxDriveは市街9.4 km/Lおよび高速14.5 km/Lである。

ベースグレードながら次のように標準装備が充実している。
17インチホイール、アダプティブ・キセノンヘッドランプ、LED方式ランニングライト・フォグライト・テールライト、サンルーフ、デュアルゾーンエアコン、iPod/USB/Bluetooth接続、10.2インチ・センターディスプレイ、iDriveインフォテーメントなど

2) 535i

3リッター直6ターボの出力は300馬力で、FR車の燃費は市街8.5 km/Lおよび高速13.2 km/L、そしてAWDのxDriveは市街8.5 km/Lおよび高速12.3 km/Lである。
エクステリアは18インチホイールにサイズアップして、インテリアはシートやトリムが本革張りにアップグレードする。

3) 535d

3リッター直6ディーゼルターボの出力は255馬力で、FR車の燃費は市街11.1 km/Lおよび高速16.2 km/L、そしてxDriveは市街15.7 km/Lおよび高速12.3 km/Lである。

4) 550i

4.4リッターV8ツインターボの出力は445馬力で、FR車の燃費は市街7.2 km/Lおよび高速10.6 km/L、そしてxDriveは市街6.8 km/Lおよび高速10.6 km/Lである。
標準装備として、サポート感が抜群な14ウェイ・マルチコンター・シート、高音質な衛星ラジオおよびハーマンカードン・サラウンドオーディオなどが加わる。

5) アクティブハイブリッド5

直6ガソリンエンジンとモーターによる総合出力は335馬力で、燃費は市街9.8 km/Lおよび高速12.8 km/Lである。
モーター単独の性能は、エンジンを掛けずに60km/hまで力強い加速が可能であり、短時間なら160km/hで巡航することも可能である。

パッケージ・オプション・安全性能は?

2016 5 series interior

トップグレードの550i以外にも様々なパッケージやオプションを追加装着できる。
ヘッドアップディスプレイ、ナイトビジョン、オートマチックパーキング、アダプティブサスペンション、リアホイールステアリング、デュアルスクリーン・リアエンターテインメント、バングアンドオルフセン・サラウンドオーディオなどだ。

安全面では、万一の場合に6エアバッグシステムは全方位の衝撃から乗員を保護する。
さらにドライバーアシスタンスプラス・パッケージは、サラウンドビューカメラ、車線逸脱警報、死角モニター、衝突防止自動ブレーキなどのハイテクがそろっている。

ライバルとなる比較対象の車は?

  • アウディA6/S6
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    A6 : スーパーチャージャーで過給する3リッターエンジンは、アクセルレスポンスが鋭くて値段に見合う価値がある。
    S6 : 550iと同様にV8ツインターボを搭載していてスーパースポーツ同士のライバルである。
    アウディ新型A6(2016)試乗レビュー:走り、燃費、海外評価等
  • キャデラックCTS
    ctsv1.cq5dam.web.1280.1280
    最近のアメリカ車は良い意味で様変わりしていてドイツ車と対等に比較検討できる。
  • ジャガーXF
    フルモデルチェンジでアルミ比率をアップして軽量化とサイズアップを両立、ハイグレードバージョンのエンジンは応答性が高いスーパーチャージャーで過給している。
  •  メルセデスベンツEクラス
    手ごわいライバルであり、どちらにしようかと悩んでしまうが、5シリーズとEクラスは共に2017年モデルでフルチェンジするので、その後で判断するのも良いだろう。
  • レクサスGS
    シルキーなフィーリングのV6エンジンが魅力的である。
    HVバージョンのGS450hはBMWアクティブハイブリッド5のライバルにあたる。
  • 中古のBMW 6シリーズ・グランクーペ
    高価な車であるが中古なら新車の5シリーズ並の費用で購入できる。リアシートのヘッドクリアランスはやや狭いが全BMWの中で最もスタイリッシュな4ドアクーペである。

新型5シリーズ レビュー総論

各自の予算と好みに合わせて選択すれば、外れになる心配はないと保証できる。
535dは力強いトルクと経済性を兼ね備えていてお勧めであり、550iのV8ツインターボは圧巻である。

但し2017年モデルでフルチェンジすることも念頭に置く方が良いだろう。

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