メルセデス・ベンツSクラス2011年式試乗レビュー:出来栄えや走り、中古車の価格や在庫は?

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高級車の代名詞であるメルセデス・ベンツのSクラス。もちろん高級なだけでなく、それに見合ったパワフルなエンジンやラグジュアリーなインテリアも備えているが、新車だと価格が高い。他方であまり古い年式だと、メルセデス・ベンツ自慢の安全装置も、技術の進歩を考えると物足りなく感じてしまうだろう。そこで今回は、2011年式の試乗レビューで価格と装備のバランスを見てみたい。

総評

2011年式のメルセデス・ベンツSクラスの魅力は、何と言っても「流石はメルセデス・ベンツ」という印象のラグジュアリーなインテリア。キャビンでの快適さを支えるデバイスや技術に加え、安全装置も充実。進歩が著しい安全装置だが、5年たった今日見てもそれほど物足りなく感じないのは、新車販売時には最新の技術をふんだんに搭載
していたからに他ならない。

新車だとスタート価格が約1000万円のSクラスだが、2011年式なら新車販売時の3分の1程度のものもあり、かなりリーズナブルに購入できるのも嬉しいポイントだ。一般にグレードが高い車ほど中古で買うとお得なので、ぜひチェックしてみて欲しい。

“S-Class defines luxury motoring. Encompassing serenity and inspiring road manners are among this Best Buy’s hallmarks.” — Consumer Guide
ラグジュアリーな自動車生活を体現するSクラス。包み込まれるような静けさと、インスピレーションを掻き立てる佇まいはベストバイな一台だ。

“The S-class in any incarnation is still one of the finest cars in the world. It’s ultra-luxurious, ultra-refined, and ultra-comfortable, and it doesn’t shy away from being hustled. ” — Car and Driver
Sクラスはどんな姿になっても、世界で最も素晴らしい一台である。きわめて豪華で、きわめて洗練されており、きわめて快適で、そしてライバルから追われても気にもしない。

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評価ポイント

  • ラグジュアリーで広々としたインテリア
  • 他社を圧倒する安全装置
  • 意外なほど静かな乗り心地
  • 屈指のパワー

マイナスポイント

  • やや使いにくい装置類
  • 曖昧なステアリング

S 600 (W221) 2009 Modellpflege

試乗レビュー

豪華で広々としたインテリアを備えており、かつ総合力も高いラグジュアリーカーがほしいなら、2011年式のメルセデス・ベンツSクラスは検討リストのトップに入れるべき一台だろう。2種類のエンジンが用意されていたが、どちらもパワーは充分。また標準装備のエアサスペンションは、どんな道でも快適さを保ってくれる。それでいてスポーツセッティングにすれば、コーナリングの性能が大きく向上するため、海外でも高い評価を得ている。

とはいえ、スポーティーなハンドリングを重視するなら、Sクラスがベストとは言いにくいだろう。比較的価格帯が近いBMW7シリーズやポルシェのパナメーラと比べると、ステアリングフィールがやや鈍く、また路面との一体感も乏しい。またトランスミッションも、スムーズかつ落ち着きがある一方で、より低いギアにダウンシフトする際の反応がやや遅いという印象もあった。

車内に目を向けてみると、メルセデス・ベンツのフラッグシップセダンに期待するラグジュアリーさを十二分に備えているといっていいだろう。キャビンはレザーのシートやウォールナット素材のパーツを用いたクラシカルなデザイン。シートは前列、後列とも広々としており、座り心地も驚くほど快適。海外では185センチを超える人はやや頭上が狭いという評価もあるが、実際に乗ってみた印象では、よほど大きい人でなければ気になることはないだろう。

また安全技術や便利機能に関しても標準装備が非常に充実しており、ナビ、Bluetooth、iPod接続、ヒーター付きシートなどが標準装備である。どの車両でも、必ず一定以上の装備がついているのは中古で買うときにも嬉しい。

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