レクサスGS(2016)試乗レビュー:低燃費よりもパワー重視の人におすすめするラグジュアリーセダン

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レクサスといえばハイブリッドモデルを数多く出していることで有名だが、パワー重視の人のためのモデルも多く展開している。GSもその一つだ。今回はGS300h/450hでなく、あえてGS250/GS350、そしてGS Fも少しばかり紹介しよう。

レクサスGS(2016)の総評

レクサスの中では比較的キレの良いハンドリング、しなやかで上品な走り、そしてラグジュアリーセダンに相応しい豪華さのあるキャビンが評価できるレクサスGS。マイナーチェンジでエクステリアもよりスタイリッシュになった。しかしながら、ハイブリッドモデルと同様にインフォテイメントシステムの使いにくさが目立つ点は残念に感じられた。

また、パワーと燃費のバランスを考えたときに、レクサスGSとGSハイブリッドのどちらがお得かというと、正直悩ましい印象もあった。もちろん販売価格も大きく異なるのだが、性能で考えたときには、予算に余裕があればハイブリッドモデルでも良いのでは、と考えてしまうところもある。

評価ポイント

  • 豪華なキャビン
  • キレの良いハンドリング

マイナスポイント

  • 使いにくいインフォテイメントシステム

試乗レビューと海外評価

現在日本で販売されているレクサスGSのベースモデルはGS250だ。搭載エンジンはGS250から上級グレードのGS350までV型6気筒エンジンで搭載されている。走らせてみると、加速力などは期待通りで市街地走行でも高速道路の走行でも十分対応できる、滑らかな加速をしてくれた。さらに、スポーツモデルとして定評のあるGS FはV型8気筒エンジンを搭載しており、GS350とは比べ物にならないほどのすばやい加速力と驚くべきパワーを備えている。トランスミッションは6速A/Tまたは8速A/Tであるが、どちらも適切な反応でぎこちなさもない。また、駆動方式はGS250が後輪駆動方式、GS350は後輪駆動方式と四輪駆動方式の両方が存在する。

燃費に関しては、9.9-10.8km/Lであり、GS350の中でも四輪駆動方式のものと後輪駆動方式のもの、さらにその中でもversion LやF SPORT、I packageとパッケージによって異なる。ハイブリッドモデルに比べると10km/L前後違ってしまうので大きな差が出るものの、このセグメントにおいては標準的か、比較的優秀な燃費といえるだろう。

ハンドリングに関してはキレがあり、ステアリングも安定している。また、意外だと感じたのはオフロード性能が悪くないという点だ。凹凸のある道であっても比較的落ち着いた、滑らかな走りをしてくれていた。また、レクサスGS Fもやはり同様にオフロードでも快適な走りをしてくれた。

インテリアは上品なスタイリングで高級な素材を使っている。フロントシートは文句なしに広々としており、快適であり、またドライバーに合わせて細かに座席を調整できるようになっている。リアシートについても、大人でも十分なスペースがあり、安定性がある。なお、GS350についてはこのセグメントの中でも十分なカーゴスペースを備えている。

標準装備としてはムーンルーフやプッシュ・スタート・ボタンをはじめ、快適で優雅な時間を届けるために必要なものが多くある。ただし、残念なのはインフォテイメントシステムだ。インフォテイメントシステムにはリモートコントローラーが付いているが、このコントローラーが使いにくい。

海外評価では

“Boasting a refined interior, plenty of high-tech features and class-competitive performance, the 2015 GS 350 can go toe to toe with the historically strong competitors from Audi, BMW and Mercedes.” — Edmunds (2015)
改良されたインテリアに十分なハイテク技術、そしてこのクラスのライバルとも十分に張り合えるだけのパフォーマンスと、2015年モデルのレクサスGS350は着実にアウディやBMW、ベンツの手ごわい競合相手として近づいてきている。)(2015)

画像で確認

  • GS250

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  • GS F

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ライバルとなる車は?

  • アウディのA6
    最新のインフォテイメントシステムは使いやすく、画像も見やすく、そして反応も良い。このセグメントの中ではかなり燃費が良いこともおすすめする理由の一つであり、力強いエンジンとキレの良いハンドリング、そして上品なキャビンまでもがそろっている。
  • メルセデス・ベンツのEクラス
    リアシートまで十分な空間があり、インテリアも近代的で丈夫な造りになっている。また、衝撃を吸収してくれるような心地の良さを感じられる乗り心地、ベースモデルに搭載されている4気筒エンジンの静かさと力強さを両立している点も魅力的である。

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