アウディのA4アヴァント(2016)レビュー:8年ぶりにフルモデルチェンジした人気ステーションワゴン

Audi A4 Avant 3.0 TDI quattro
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アウディの中でも世界的ヒットを誇ったアウディA4アヴァント。ステーションワゴンでファミリー層に人気なだけでなく、上品なインテリアなどラグジュアリーカーとして富裕層にも人気な車だ。そのA4アヴァントが8年ぶりにフルモデルチェンジして4月下旬より現在全国で販売されている。

A4アヴァントとは

「アヴァント」はアウディの中でステーションワゴンタイプの車を指す言葉であり、人気のA4をベースにステーションワゴンタイプににしたのがA4アヴァントだ。アウディらしい、滑らかなボディラインにスポーティな雰囲気を足している。A4アヴァントの前身ともいえるアウディ80アヴァントが登場して以来の累計生産台数は220万台を超えており、世界的ヒットを生んだ車である。

A4アヴァントは1995年に登場し、今回が四度目のフルモデルチェンジとなる。また、アヴァントそのものの歴史をたどれば始まりは39年前になるのだが、「そのポジショニングは今もなお変わっていない」とアウディは説明している。「美しく、スポーティで、先進的かつ上質なプレミアムステーションワゴン」。これが現在も続く、アウディアバントの理念となっている。

現在はA4(S4)とA6(S6)にそれぞれアヴァントが存在している。なお、このアヴァントにSUVの要素を加味したものがオールロードクワトロである。

フルモデルチェンジでのポイントは?

デザインも一から見直し、あらゆる点を改良したというアウディA4アヴァントだが、その中でもポイントは以下の通りである。

  • 卓越したエアロダイナミクス
    欧州仕様値でCd=0.26と、ステーションワゴンとしては最高レベルのCd値を達成。
  • より広く、快適になったインテリア
    車が全体的に大きくなったことからインテリアも広く、快適になっている。水平基調で端正にまとめられている分だけ、より広く、そして上品に感じられるのがアウディのさすがというところだろう。また、使用素材を変更することで車体の軽量化も実現されている。
  • 使いやすさを増したカーゴスペース
    荷室容量は5人乗りの状態で505ℓ、後席のバックレストを畳むと最大1,510ℓ。モデルチェンジ前と比べるとそれぞれ15ℓ、80ℓ大きくなっている。後席バックレストは3分割できるようになっており、使い勝手にも優れている。
  • 充実した安全性能
    安全性能は特に大きくこだわっている面かもしれない。標準装備となっているものだけでも相当なる数のシステムを用意している。
    例えば、このうちのいくつかを紹介すると、標準装備されている「アウディプレセンスシティ」はレーダーとカメラにより前方の交通状況を監視し、緊急時には自動ブレーキを発動するなどして追突事故の危険を減らすもの。また、走行状況が著しく不安定になった場合は「アウディプレセンスベーシック」により前席シートベルトのテンションを上げて衝撃に備える。「アウディアクティブレーンアシスト」はドライバーの車線維持操作をサポートするシステムであり、車線を逸脱しそうになると警告を発すると同時にステアリングに介入して車を元の車線に戻す。また、時速65km/h以下の渋滞時にアクセルやブレーキだけでなくステアリング操作にも介入してドライバーの負担を軽減する「トラフィックジャムアシスト」の機能が新たに導入されているなど、かなりの充実ぶりがうかがえる。
  • 効率と性能を高度に調整したエンジンシステム
    A4アヴァントには2つの仕様の2.0 TFSIエンジンが用意されている。このうち、quattroフルタイム4輪駆動システムと組み合わされるハイパワー仕様は、185kW(252PS)、370Nmを発揮。モデルチェンジ前と比べると30kW(41ps)、20Nmの向上している。その一方で、車体の軽量化等の効果も含めて燃費効率も15.5km/ℓと14%の改善を果たしている。もうひとつの140kW(190PS)、320Nmを発揮する2.0 TFSIは、アウディの最新世代の「ライトサイジングエンジン」で、これを搭載したFWD仕様の新型Audi A4は、JC08モードで18.4km/ℓと、2.0ℓクラスのガソリンエンジンとしてはトップレベルの低燃費を実現。こちらもモデルチェンジ前と比べて33%もの改善をしている。
    さらに、燃料消費削減のために、全モデルにStart/Stopシステムとブレーキエネルギ―回生システムを搭載しているのもうれしいところ。特に、A4 アヴァントのFWDモデルにSトロニックが採用されるのは、今回が初めてだという。

気になる価格は?

A4アヴァントは4モデルが展開されており、それぞれ以下の通りである。なお、搭載エンジンはすべて2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボチャージャーエンジン、トランスミッションは7速Sトロニックである。

  • A4 Avant 2.0 TFSI(前輪駆動式)…574万円
  • A4 Avant 2.0 TFSI Sport(前輪駆動式)…585万円
  • A4 Avant 2.0 TFSI quattro(クワトロ、フルタイム四輪駆動式)…626万円
  • A4 Avant 2.0 TFSI quattro Sport(クワトロ、フルタイム四輪駆動式)…653万円

画像で確認

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