5代目日産シーマハイブリッド試乗レビュー:ハイブリッド専用車になった最新型の燃費は?走りは?

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2012年の5代目よりハイブリッド専用車になった日産シーマ。日産のフラッグシップモデルでもある高級セダンであり、その堂々とした存在感は優越感に浸れる一台だ。そこで今回は5台目にあたるシーマハイブリッドの試乗レビューを紹介すると共に、Infiniti Q70という名で販売されている海外での評価も併せて紹介したい。

総評

充分なパワーと加速性能を備えた、5代目日産シーマハイブリッド。ハイブリッドならではの静かさに加え、ハイブリッドの割には軽快でシャープな走りが魅力の一台だ。
キャビンも高級感があり、居住性も高い。ただし荷物スペースは広くないため、あくまでフォーマル使いが基本のクルマで、本格的なレジャー用にはもう一台クルマが必要だろう。

“Name changes aside, the Q70 is one imposing luxury sport sedan. Far from being just an Audi or BMW knockoff, the Q70’s unique combination of style, performance and technology makes for a truly enjoyable driving machine.” — AutoTrader
名前が変わったことはさておき、Q70(日産シーマ海外名)は存在感のあるスポーツセダンだ。アウディやBMWの真似などではない。スタイル、パフォーマンス、テクノロジーの組み合わせはシーマならではで、運転するのが楽しいマシンに仕上がっている。

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評価ポイント

  • スポーティーなハンドリング
  • 広々とした後部座席

マイナスポイント

  • 好みによっては硬いと感じる乗り心地
  • 新しさに欠ける車内装備

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試乗レビュー

日産シーマハイブリッドのエンジンは3.5リッターのV6で、それに電動モーターを組み合わせて360馬力というパワーを実現している。いざ走らせてみてもパワー感は充分。100km/Lまでの加速も6.6秒と、ハイブリッドの割には俊足だ。ダウンシフトがやや遅い感はあるものの、トランスミッションはスムーズで滑らかな走りを見せてくれた。

燃費性能という点でも、このクラスのハイブリッドとしては平均以上の18.8km/Lという数字を出している(※カタログ燃費)。

海外で販売されているノンハイブリッドモデルとは異なり、国内で販売されている5代目シーマは、後輪駆動のみの展開。その走りは、何といっても静か。高級車に相応しい静粛性を備えている。ハイブリッドカーとしては走りは軽快で、ハンドリングもシャープ。乗り心地はやや硬めのため、快適なクルーザーというよりは、ドライブを楽しみたい人に向いてるだろう。ただしその割には、ステアリングフィールは乏しい。

キャビンはソフトタッチの一流素材を使った高級感のある造り。5人乗りのシートはどれもレザーレットながら、前列にはヒーター機能も搭載。オプションにはなるが、本革も選べる。シートはサポート感があり、また後部座席の足元にも充分なスペースも確保。乗る人全員に優雅な時間と贅沢な気持ちを用意してくれる。

ただし豪華なそのテイストは好みが分かれるところで、よりシンプルでモダンなインテリアが好きな人には「古臭い」と感じられるかもしれない。また、車内装備という点では目新しさに欠け、至って普通という印象は否めない。また荷物スペースが狭いのもマイナスポイント。容量が限られている上、バンパーに向かうにつれトランクが小さくなるデザインなため、かさ張る荷物が乗せにくいのも今後の課題の一つになるだろう。

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