5代目前期型BMW3シリーズ(2005~2008年)試乗レビュー:比類なき走りも中古なら100万円以下から

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1975年に発売されて以来、BMWのラインナップの中でも1番の人気モデルとしてブランドを支えてきた3シリーズ。今、中古車で買うなら2005年から2012年まで販売されていた5代目も候補に入ってくるだろうが、5代目は「買い」なのだろうか?今回は特に、中古車としてはかなり価格が下がってきている、5代目前期型に絞ってご紹介したい。

総評

2005年から2012年までと長きに渡り販売されていた5代目3シリーズ。2008年にフェイスリフトを受けており、その前後でシルエットなども大きく異なる。シャープなデザインの後期型に対し、丸みを帯びて、エレガントなデザインが前期型の特徴だ。

その走りは、流石はBMWと呼ぶべきスポーティーさ。安全性や装備類の使いやすさには課題は残るものの、運転する楽しさやエンジンのパフォーマンスと選択肢の豊富さなどが評価され、海外のレビューでも絶賛されている。

“constant upgrades have kept the 3-series on our 10 Best list for a record 16 consecutive years.” –Car and Driver
常にアップグレードされていく3シリーズ。その弛まぬ改良のおかげで、ベスト10リストに16年連続でランクインしている。

“Whether your priority is an engaging driving experience, an elegant cabin environment or simply curbside prestige, this car delivers in spades.” –Edmunds
ドキドキするようなドライブエクスペリエンスを重視しているとしても、はたまたエレガントなキャビンやネームバリューを重視しているとしても、このクルマなら間違いないだろう。

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評価ポイント

  • 比類なきバランスとハンドリング
  • セダンでありながらスポーツカーのようなパワー
  • 今日のレベルでも充実したアクティブセーフティ機能

マイナスポイント

  • やや使いにくい装備類

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総評

先代の4代目3シリーズと比較すると、エクステリアのラインがクリーンになり、また車内の居住性も向上した5代目前期型。2006年のニューヨークオートショーで「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞、その他にもCar and Driverの10 Best ListやEdmundsの「Most Wanted Sedan under $35,000(3万5000ドル以下で最も欲しいセダン)」にも選ばれており、世界中のドライブファンから高い評価を受けている。

その高い評価の秘訣は、クラス屈指のドライブエクスペリエンスにあるだろう。ワクワクする、ドキドキする、ときめく。そんな表現が3シリーズ以上に似合うクルマは存在しないのではないかと感じさせる一台である。実際に乗ってみると、細々とした装備類が使いにくいと感じる瞬間はあるものの、ペースを上げていく瞬間の楽しさの前では些細なことに思えてくる。乗り心地やハンドリングはスムーズでありながら、驚くほどの操作感と一体感をキープしている。

中古車で買うと、新車価格からの割引率が大きくお得感があるとはいえ、普通の中古日本車などと比べると価格は高めの3シリーズ。しかし5代目前期型の3シリーズが100~120万円程度で買えるなら、そのネームバリューと走りを考えれば決して高くはないだろう。

燃費や修理費などを考えた維持費という観点でも心配はない。Intelli Choiceによると、328iの5年間での維持費は、同じクラスの他のクルマと比べて”excellent(素晴らしい)”と評価しており、335iに対しても”better than average(平均以上)”と評価を下している。

ただし米国道路安全保険協会によれば後方からの追突安全性は高くないので、安全性を重視するなら後期型の2009年以降を選んだ方が良いだろう。

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