クライスラーPTクルーザー(2000~2010年)試乗レビュー:中古車の価格相場や在庫は?燃費や走りは?

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ルノーのカングーと並び、個性的な外見が目を引くクライスラーのPTクルーザー。クルマ好き以外は名前も知らないであろうこのクルマだが、アメリカ車の中古車市場では動きも多く、意外に在庫も豊富なモデルである。そこで今回は、いざ検討し始めたら気になる中古車の価格相場、そしてクルマの走りや燃費についてご紹介したい。

総評

日本では2000年から2010年まで販売されていた、クライスラーのPTクルーザー。全長が4.3メートル弱と、日本で走るアメリカ車としては小さい部類に入るハッチバックで、そのファニーなエクステリアと、その姿からは意外に思えるほどの実用性の高さでファミリーにも支持されていた一台だ。

2010年に販売を終了したモデルなので、中古車市場に出ている車両もかなり値段が下がっており、状態が良い車両の相場が100万円を少し超える程度、安いものなら数十万円程度で手に入る。在庫も、アメリカ車としては多い方だが、とはいえ日本車やドイツ車の比ではないので、エクステリアやインテリア、仕様など条件にピッタリはまるものがあれば早めに動いた方が良いだろう。

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評価ポイント

  • 安定感のあるハンドリング
  • 快適で居住性が高いシート

マイナスポイント

  • パワフルとは言い難いベースエンジン
  • 安い素材も使われているインテリア
  • このクラスとしては低い安全性スコア

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試乗レビュー

やや低い位置につけられたヘッドライト、急に下がっていくリアのラインなど、どこかファニーで非現実的なエクステリアに目が向きがちなクライスラーのPTクルーザー。ありきたりなセダンやハッチバックのスタイルに飽きた人には、お勧めの一台だ。

いざエンジンをかけて走らせてみると、スタンダードな4気筒エンジンはパワー不足な感が否めない。毎日の通勤や買い物用に使う分には気にならないだろうが、高速での追い越しや坂道走行の時には、物足りない印象がある。ただしオプションのターボチャージャー付4気筒にすれば、それほど気になることもないだろう。また個人的には、このコミカルなスタイルを考えると、若干のパワー不足も愛嬌かなという気がしてきたから不思議だ。

走りは、そんな見た目からは意外なほどに本格的。特にコーナリングではしっかりと地面を掴んでいる感覚があり、スポーティーという言葉を使っても差し支えがない走りを見せてくれた。ただし燃費は、年式やエンジンによって若干の差があるものの8.1~9.6km/l(10・15モード)と、サイズを考えると燃費が良いとは言い難い

インテリアに関しては、エクステリア同様に個性的なスタイリング。レッドなどのカラーを選ぶとポップで可愛らしいが、グレーや黒など落ち着いたカラーを選ぶと、ところどころに安っぽいプラスティック素材が使われているのが気になるだろう。ただし車内の居住性はかなり高く、背が高い人が座っても快適な空間が確保されている。

その分、カーゴスペースが犠牲になっているので、子どもが小さく、後部座席のスペースよりも荷物スペースを重視する人にはあまり向かないクルマかもしれない。とはいえ、日常の買い物などに不自由しない程度のスペースはあるので安心してほしい。

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