BMWが自動運転テクノロジーで米国代表競泳チームをサポート! その真価は?

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インテルとの業務提携をリリースしたばかりのBMWだが、その他にも技術面でのニュースには事欠かない。
今度は、自動運転テクノロジーをつかった水泳チームのサポートを発表している。
一見、無関係に見えるBMWの運転技術と、リオ・オリンピックの表彰台を目指す米国代表競泳チームは、どのように繋がっているのだろうか? その種明かしをしていこう。

画像解析を用い、コーチの指導を改善

これまで競泳コーチは、

  • 泳ぎの姿勢
  • 手のかき方
  • 脚の蹴り方

などを肉眼で見ながら指導してきた。

一方、米国オリンピック委員会の公式スポンサーとして車両を提供しているBMWは、泳ぎを水中カメラで撮影した画像解析データに基づき、コーチが指導できるシステムを開発した。

選手の関節や四肢の動きをデジタル記録するモーションキャプチャーは、かつてない詳細な分析によって改善点を見い出せるので、理想的な泳ぎを実現する上で欠かせない学習システムだ。

自動運転に用いた技術を応用

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BMWが自動運転テクノロジーの開発に利用している画像解析は、車両の各部にLEDを取り付けて光点にして、様々な挙動を同時に捉えることができる。
これと同じ方法が異分野のスポーツ科学にも利用されているのだ。

競泳選手に取り付ける場所は、上半身の手首・肘・肩から下半身の腰・膝・足首・爪先まで、全身をカバーする。

LED装着具は人体にフィットできるように3Dプリンタを利用して製作した。
泳ぎを撮影した映像の分析は、自動駐車やアダプティブクルーズに使う画像処理と同じアルゴリズムを利用している。

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複数のLEDを装着すると若干の違和感が生じるが、今ではLEDではなく耐水塗料をマークとして要所に塗る方法に変わり、少しも違和感を感じずに泳げるようになった。
千分の一秒単位でタイムを短縮していくオリンピック選手にとっては譲れないことだ。

現在の育成世代の選手らは、一人々々に合わせて最適な泳ぎを追求できるこの方法の恩恵を早い時期から受けているので、その将来が非常に楽しみだ。

このシステムのBMW責任者であるフラット氏は、米国代表競泳チームがリオ・オリンピックで金メダルを多数獲得して、次の東京オリンピックではさらに勢いに乗ることを期待している。
彼は

自社の車と同じくらい深い愛着を米国代表競泳チームに感じている

と述べて締めくくった。
これまで交わることのなかった車の技術とスポーツ、どのような融合を見せるのかが楽しみだ。

BMWやその他の各メーカーのテクノロジー技術を更にチェック!

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