アウディTTクーペ(2013)試乗レビュー:走り、燃費、中古での価格情報等
15 8月, 2015
アウディA6の2015年モデルは、ミッドサイズのスポーツセダンの在り方を私たちに示してくれているような車だ。頑丈なシャシーを基盤としながら美しい外見を持ち、四輪駆動も導入している。かつてはBMW5シリーズに劣ると言われたアウディA6だが、新モデルは期待できそうだ。
2015年モデルのアウディA6の切り札はターボディーゼルV6エンジン(TDI V6エンジン)だ。
TDI V6エンジンは実に効率的で、約16.2km/L(高速道路)という燃費の良さに貢献している。
これは、BMW5シリーズの燃費とほぼ同等と考えられる。
2.0Tは選択肢として考えものだが、上級グレードは期待に応えてくれる一台だ。
A6の運転席は美的センスがあると言って良い。シート素材も優れており、どのボタンも実用的だ。
残念だったのは後部座席だ。座席が低く、脚の長い人にとっては窮屈である。
走行してみると、2.0Tは何とも冴えない感覚でお勧めできない。燃費が良いのは評価できる。
同じ2.0Tで比べるならば、BMW5シリーズよりもアウディA6の方が良いという声も聞かれる。
Comparing with BMW 5 2.0T, Audi’s 2.0T engine is much quieter at low speed. The 2.0T turbo charged engine gives you enough power to compete with any regular 6 cylinder car.
(BMW5シリーズの2.0Tと比べるなら、アウディの2.0Tエンジンは速度が遅い時でもより静かだし、ターボチャージ式エンジンはどの6気筒エンジンの車にも負けない十分なパワーがあると思ったよ。)
価格よりパフォーマンスを優先するならば、2.0Tは選択肢から外して3.0TまたはTDIをお勧めする。
3.0Tの走行は活発さを感じられ、TDIは同じような速さに燃費の効率の良さを足している。
四輪駆動では、通常時フロント40%:リヤ60%とトルク配分を行っている。
こうした車体のバランスのとり方は功を奏しており、運転に軽さが出て走りも快適だった。
Beautiful inside and out. Reliable, good acceleration, decent gas mileage. Lots of fun to drive.
(見た目も中身のインテリアも美しい。信頼感有り、加速具合も良し、燃費も良し。色々な楽しみを与えてくれる車だね。)