3代目ボルボV70試乗レビュー(2007~2016):中古車でも人気のモデルの走りは?価格や燃費は?

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最近、北欧デザインの人気も相まって、知名度もアップし見かけることも増えたボルボ。そのボルボラインナップの中でも、長年愛され続けており、販売台数が多いのがV70だ。そこで今回は、そんなV70の走りや燃費の試乗レビューはもちろん、中古車の価格や在庫についてもご紹介していきたい。

総評

ボルボの中型ステーションワゴンであるV70。全長が4.8メートルと、サイズ感としてはCクラスステーションワゴンや3シリーズツーリングよりわずかに大きい程度。

このクラスのステーションワゴンとしては車内は広めで、家族が車内で快適に過ごすのには充分すぎるスペースを備えている。また荷物スペースも広いため、ウィンタースポーツやキャンプの道具、あるいはペットのケージなども、迷うことなく載せていけるだろう。安全性評価も高いため、ファミリーにはうれしい一台だ。

他方で、前期型を見るとエンジンは今一つといった印象が拭えない。パワフルという訳でもなく、かといって燃費性能が高いという訳でもない。ただし2010年のマイナーチェンジ後はパワーや燃費に大幅な改善が見られたため、中古車で検討している場合には後期型の購入をお勧めしたい。

“What every Volvo estate should be – capacious, easy to drive, solid and confortable.” – TOP GEAR
ボルボのステーションワゴンとは、こういうものなのだ。人や物がたくさん乗ることができ、運転しやすく、安全かつ丈夫で、そして快適。

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評価ポイント

  • 先進的なセーフティ機能
  • シンプルながら機能的な標準装備
  • 広々とした荷物スペース

マイナスポイント

  • 特に前期型はパワー不足なエンジン
  • 期待ほどではない燃費
  • 分かりにくいナビ(オプション)

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試乗レビュー

3代目のV70は安全で、快適で、そして実用的な一台だ。なのでアメリカのConsumer Guideが購入を進めていたのも不思議ではない。ハイテクなセーフティー機能は、メルセデス・ベンツのようにあれもこれも全て搭載というわけではないが必要なものを漏らさず付けてくれている。車内の居住性にもこだわって設計されており、また荷物スペースも充分なので、まさしくファミリーのニーズをきっちりと踏まえて設計された機能性重視のワゴンと言っていいだろう。

インテリアも、ラグジュアリー感満載というよりは機能性や実用性重視。装備類も使いやすさを重視して設計されている。ただし安っぽさはなく、質の良さは随所に感じられるデザインだ。2013年のマイナーチェンジでエクステリア・インテリアのデザインが変わり、いわゆる「北欧デザイン」を強調しているようにも見える。

パフォーマンスという点に目を向けると、特に前期型は期待外れなので注意が必要だろう。エンジンはパワー不足で、ちょっと加速がもたっとしている印象がぬぐえない。ハンドリングという点でもこのクラスのトップといってもいい3シリーズツーリングと比べると課題が多く、また燃費という点でも似たようなサイズのアウディA4アバントに負けている。ただし2010年のマイナーチェンジ後はパワーも向上し、燃費も最高14.8km/L(JC08モード)まで向上しているため、こちらも中古車を購入するときには気にしておきたい。

2016年を以てV90にフルモデルチェンジするため、今後、V70の中古車価格はかなり下がるだろう。おすすめは、上述のように2010年のマイナーチェンジ後の車両だ。またインテリアやエクステリアについては好みの問題だが、2013年のマイナーチェンジ前後のデザインのうち、どちらが好みかもチェックした上で決めるのがいいだろう。

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