ボルボ初代XC90(2002~2015年​)試乗レビュー:燃費や走りは?中古車の在​庫は?

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高い安全性取り外し可能な助手席で注目を集めたボルボの新型XC90。新型が注目を集めがちだが、新しいモデルが発売されるということは今までのモデルが「先代モデル」になるということ。そのため、先代の中古車相場がグッと下がり、状態の割にお得に購入できるモデルでもある。そんな今だからこそ、先代モデルに当たる初代XC90(2002年〜2015年)の試乗レビューを、走り、燃費、中古車在庫や相場といった観点でご紹介したい。

総評

北欧デザインも手伝って、近年かつてないほどの存在感を見せているボルボ。そのSUVラインナップで最大にして最高級のXC90は、ボルボがその高い安全技術とデザイン力の限りを尽くして開発した一台である。エクステリアはSUVらしくアクティブかつスポーティーで、足元からは力強さもある感じるデザイン。インテリアは質の高い素材を使っているといるが、豪華というよりはシンプルな中に上質さが感じられる。

パワー自慢のクルマと比べるとパフォーマンスという点ではやや物足りないかもしれない。また3列目があるのは嬉しいが、7人乗りだと2列目や3列目が狭くなってしまう。多くの7人乗りSUVで指摘される共通の課題であり、ライバルと比べて大きなマイナスではないだろうが、本当に気になる人はSUVではなくミニバンを選んだ方がいいかもしれない。

※中古車でオススメの7人乗り、8人乗りについてもっと読む

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評価ポイント

  • 質の高いインテリア
  • サポート感のある運転席

マイナスポイント

  • 今ひとつなエンジンパワー
  • 狭い2列目と3列目
  • 最初は使いにくい純正ナビゲーション

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試乗レビュー

13年に渡って販売され、その間に2回の大きなマイナーチェンジ、および何度かの細かい改良を重ねてきた初代XC90。今、中古車で買うなら、多くの場合はベースエンジンである3.2リッター直列6気筒搭載で、まれに2.5リッター直列5気筒という珍しいエンジン搭載の車両や、最も大きい4.4リッターV8エンジン搭載のものもあるだろう。

エンジンは、概して今ひとつ。3.2リッター直列6気筒は、たとえば同じ直6でもBMWなどと比べるとややパワー不足な印象。街中で乗る分には全く気にならないだろうが、高速道路で加速する時などはやや重いと感じることだろう。トランスミッションも基本的にはスムーズだが、ダウンシフトが遅れたと感じる瞬間がまれにあるのも事実。燃費は時々によって少しずつ異なるが、7〜8km/L程度と燃費性能が高いとは言い難い

走りは、好みは分かれるところだが、基本的には合格点。ステアリングは路面の反応がしっかりと伝わってきて、コーナリングでも操作感が失われることはなかった。乗り心地はスポーティーさよりも快適さを重視しており、感覚としては輸入車よりも国産車っぽい走り。運転を楽しみたい人には不評かもしれないが、家族を乗せて会話を楽しみながら移動したい人には合っているだろう。

XC90の最大の魅力の一つがそのインテリア。質の高い素材を、高い技術とデザイン性でキッチリと作り上げられている。運転席に座ると、シートの快適ながらしっかりと包んでくれるようなサポート感にニンマリしてしまう。ただし2列目や3列目に座ると、大柄の男性だと足元が狭いだろう。また荷物スペースもやや小さいので、7人がフルに乗って荷物も沢山という人にはあまりお勧めできない。

ボルボはどのモデルでも安全性能に定評があり、ライバルと比べても高いレベルの装備を搭載している。しかしそこそこ新しい技術を搭載した車両が欲しいなら2013年以降の後期型がいいだろう。2010年の改良以来サイドビューカメラなどが搭載されているが、2013年以後のモデルだとリアパーキングセンサーが標準搭載、さらにブラインドスポットモニターやリアビューカメラといった機能が付いている車両もある。この辺りは車両によって付いている場合とそうでない場合があるため、中古車サイトを見てもわからない時は細かく問い合わせて確認して見てほしい。

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