6代目BMW3シリーズ(2012年~)試乗レビュー:買うなら新車?中古車?在庫や相場は?

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BMWのラインナップの中でも屈指の人気で、初心者も手が出しやすく、またコアなファンにも支持されている3シリーズ新車で買うなら現行モデルの6代目以外に選択肢はないが、本当に買っていいか決めきれない人もいるだろう。また中古で買う場合はこの6代目と先代モデルの5代目で迷うだろう。そこで今回は、購入を迷っている人のために性能や走り、中古車情報までお届けしたい。
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総評

5代目よりも全長や全高が一回り大きくなった6代目。特に後列の足元が広くなり、3代目や4代目の3シリーズの記憶がある人にはかなり居住性が上がったと感じてもらえるだろう。全幅は僅かに広くなっただけなので、日本の立体駐車場に停められるギリギリのサイズをキープしているが、最近ではA4やCクラスではこのような日本特有の事情に配慮がないため、ここもポイントが高い。

デザインラインやフォルムの効果でよりシャープでアグレッシブになったエクステリアが特徴的である。インテリアという点では相変わらず味気がないが、それを補って余りある走りを見せてくれる。6代目に限った話ではないが、レーシングコースを走るのにも使えそうなキレのあるハンドリング、そして正確なステアリングは流石はBMW。

6代目は新しい分だけ、安全装備が充実しているのは間違いない。レーン逸脱警告機能やブラインドスポットモニターといった最近話題の安全装備を付けたいなら、新車でも中古でも構わないが6代目を選んだ方が良いだろう。新車だとエクステリアやインテリアのカラー、装備類を好きなように付けられるのがメリットだが、6代目の中古車在庫も増えてきているので中古でも選択肢は豊富になってきている。
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評価ポイント

  • パワフルなエンジンラインナップ
  • 高い燃費性能
  • 素晴らしいハンドリング

マイナスポイント

  • 標準装備のインテリアは高級感に乏しい

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試乗レビュー

2012年から現在に至るまで販売されている、6代目3シリーズ。F30とも呼ばれており、2015年にマイナーチェンジを受けて、エンジンラインナップなどに変更が出ている。

発売当時のベースグレードは2リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載した320i。これでも、他社の同じような排気量のエンジンには負けない軽快な加速を見せてくれる。しかし、やはり運転していて気持ちがいいのは3リッター直列6気筒ターボを搭載している335iだろう。定評のある「BMWの直6」は未だに健在だ。(※2015年のマイナーチェンジで335iは廃止され、340iが同じ3リッター直列6気筒ターボ搭載グレードとして登場した)

2015年のマイナーチェンジで、更に小さな1.5リッター直列3気筒ターボを搭載した318iが追加されたが、新車で318iを買うくらいなら、中古で335iや340iを購入することを個人的にはオススメしたい。

トランスミッションはオートマに加えて、最近では珍しくなってきたマニュアルも用意されている。8速のオートマもクイックかつスムーズなギアチェンジで申し分ないが、6速マニュアルトランスミッションで自分でギアをシフトすると操縦している感覚が強くなり、運転がなお楽しい。アウディなど日本向けにはマニュアル車をほとんど用意しないメーカーもある中で、こうやってマニュアル車をちゃんと提供してくれるのは走りを大切にするBMWの姿勢の表れだろう。

走りも流石はBMW 。俊敏なハンドリングやピタッと止まるブレーキなど、運転が楽しくなるポイントをしっかり押さえている。それでいて昔ほど乗り心地も硬くなく、快適さとシャープな走りのバランスを意識しているのが感じられる。とはいえ国産車やCクラスと比較すると、快適さよりもスポーティーさよりなので、好みに合わせて選んでほしい。

運転席のシートも、サポート感がしっかりあるタイプ。レザーシートではないなど高級感という点ではイマイチな点もあるが、概ね上質で丹念に作り込まれたデザインといっていいだろう。後列が今まで以上に広くなっており快適だが、荷物スペースは平均レベル。3シリーズの走りを楽しみながらも荷物をたくさん載せたい人は、3シリーズツーリングという手もある。こちらだとペットのケージやベビーカー、アウトドア用品なども楽々積めるので、荷物が多い人でも全く心配がいらない。

安全装備というとメルセデス・ベンツが充実しているが、6代目3シリーズも必要なものはきっちり押さえている。レーン逸脱警告機能やブラインドスポットモニターなどを搭載することができ、海外の安全性評価もかなり高い。この辺りが、5代目を選ぶか6代目を選ぶか決める上で大きなポイントになるだろう。

この6代目が発売されて早く4年。3年で車検を迎える頃からクルマの買い替えをする人が出てくるため、この6代目は現行モデルでありながら中古車相場が下がってきている。2017年には発売後5年になり、2回目の車検のタイミングになるため、ここでも手放す人が現れ、相場は更に下がる。そのため、この現行モデルが欲しい人にとっても、中古車は今が買い時と言っていいだろう。

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