3代目メルセデス・ベンツEクラス後期型(2006~2009年)試乗レビュー:この代の出来栄えは?中古車の在庫・価格は?

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メルセデス・ベンツのラインナップの中でも世界中で売れており、特にヨーロッパでは中核を担うモデルであるEクラス。日本においてもCクラスと人気を二分するモデルであり、中古車市場でも常に需要がある一台だ。そこで今回は、今、安くEクラスを買おうと思うと真っ先に候補に挙がる3代目Eクラス後期型の試乗レビューをご紹介したい。

総評

楕円形のライトを左右それぞれ2つずつ並べたフェイスが特徴の3代目。エレガントな印象が強い前期型に対し、後期型はグリルの存在感が増しスポーティーになっている。また前期型はリコールなど不具合が多かったのに対し、後期型の安全性評価は極めて高い

輸入車というと乗り心地が硬い印象が強いが、この3代目Eクラスは快適さとパフォーマンスのバランスが見事。またメルセデス・ベンツらしい、高価な素材を使ったラグジュアリーなキャビンも評価が高い。難点が少ないクルマではあるが、今から買おうと思うと状態が良いものが見つかりにくい。5代目が発売されたことで4代目の中古車もかなり値下がりしているので、無理に3代目を探さなくてもいいだろう。
 

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評価ポイント

  • バランスがいいオールラウンダー
  • 快適でエレガントなインテリア
  • 高い安全性評価

マイナスポイント

  • 使いにくい純正オーディオ・ナビシステム

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試乗レビュー

2002年に発売されたEクラス。当時の先進装備であるSBCを搭載するなど力の入った一台だったが、不具合・リコールが続き売れ行きもイマイチだったこともあり、2006年にフェイスリフト。そして生まれたのが3代目後期型である。3代目のトレードマークである楕円形の4灯ヘッドランプはそのままに、SBCを廃止し、ボディサイズも僅かながら拡大している。そのため、この3代目後期型以降は、日本の立体駐車場には停められないことがある。

そんな3代目後期型はグレード設定が変わっており、複雑で分かりにくいが、どのグレードも概ねよくできている。エンジンはベースグレードでも程よいパワーがあり、それでいてハンドリングは落ち着いている。ライバルの5シリーズのようなアジリティはないものの、日常の利用にはちょうど良いバランスだろう。燃費はグレードによるがどれも当時の平均レベルなので、今日の基準ではやや物足りない。年式も古いものが多いため、修理費等を考えても維持費はそれなりに見込んでおいた方がいいだろう。

車内はラグジュアリー感があり、しかも快適なつくり。大人5人が広々と座れるだけの空間が用意されている。高級な素材を用いていているのも流石はメルセデス・ベンツといっていいだろう。またライバルと比べて荷物スペースが広いのも、特にセダンだと嬉しいポイントだ。

安全性評価は高いが、いかんせん年式が古いため、最新の技術と比べると見劣りして感じてしまう。次のモデルである4代目になるとオプションにアダプティブクルーズコントロールやレーン逸脱警告システム、ブラインドスポットモニターといったセーフティオプションが充実してくる。3代目の方が車両代金は安く済むだろうが、維持費が高くなる可能性があることは既に述べた通りで、安全性にこだわるならなおのこと4代目を選んだ方がいいだろう。

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