メルセデス・ベンツ4代目Eクラス前期型(2009~2013年)試乗レビュー:中古で買うなら要チェックな一台

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メルセデス・ベンツのEクラスを中古で買おうと思うと、必ずといっていいほど候補に入ってくるのが2009年から2015年まで販売されていた4代目だろう。それほど販売期間が長くない4代目だが、実は2013年に一度マイナーチェンジを施されており、装備にも差がある。そこで今回は、4代目前期型に絞って試乗レビューや中古車の在庫・価格情報をご紹介したい。

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総評

つい最近まで販売されていた4代目前期型のEクラス。そのため、今日、新車として販売されている5代目と比較しても、パフォーマンス、高級感、キャビンの居住性といった面ではほとんど差を感じない。その最大の魅力は、高いパフォーマンスを備えながらも、快適さも保っているという「メルセデス・ベンツらしさ」をしっかりと維持しているというところ。またBMWほどではないがスポーティーさも備えている。

先代に当たる3代目とも、また後に販売される4代目後期型とも顔つきが異なり、Eクラスでも屈指のシャープながらもエレガントな佇まい。安全装備という点では4代目後期型になると充実してくるが、それほど価格は高くならない。前期型でも不足はないので合理的に買い物をしたい人は前期型、万が一のことを考えて安全装備を重視する人は後期型を選ぶといいだろう。

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評価ポイント

  • パフォーマンスと快適さのバランス
  • エレガントで広々とした車内
  • 高い安全性評価

マイナスポイント

  • スポーティーさはそこそこ

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試乗レビュー

それまでの楕円形4灯ヘッドランプに代わり変形角形のヘッドランプが導入され、Sクラスに似た顔立ちになった4代目Eクラス前期型。歴代Eクラスの中でも屈指の上品な顔つきといって良いだろう。後に発売される後期型はまた別の、独特な形のヘッドランプを備えており、4代目前期型のフェイスは意外にレアである。

モデルチェンジに伴い、パフォーマンス性能が向上しているのも4代目Eクラスの特徴。ベースグレードのE250は2リッター直列4気筒エンジン搭載。その上にV6搭載のE350やV8搭載のE550も用意されている。パワーを重視するならE550をオススメするが、どのグレードでもクラスにふさわしいパワーを備えている。またサスペンションのチューニングも変えられており、3代目と比べても、よりアスレチックなハンドリングが楽しめるようになっている。

とはいえ、ライバルのBMW5シリーズやアウディA6ほどのスポーティーさはない。Eクラスの魅力はむしろ、その俊敏さや軽快さと、スムーズな乗り心地が上手く調和しているところにある。燃費性能も、クラスの平均よりも僅かながら優れており、今日の水準で見ても見劣りしない。

4代目Eクラス前期型のもう一つの特徴が、最新のテクノロジーをクラシカルな高級感と両立させたこと。インテリアに用いている素材やそれが醸し出す雰囲気という点では、クラストップといっていいだろう。シートは前列、後列ともサポート感があり、スペースも充分。荷物スペースもボディサイズの割には広く、家族が出掛けるのに必要な荷物くらいは難なく載せられる。

現在に至るまでメルセデス・ベンツのオーディオ・ナビシステムとして引き継がれているCOMANDがデビューしたのもこの4代目前期型。デビュー当時は慣れないと使いにくいと言われていたが、今日改めて見ると、それほど使いにくさは感じない。その他にサンルーフ、パワーフロントシート、Bluetoothなどが標準装備されている。他方で、パーキングセンサー、クルーズコントロール、ブラインドスポットカメラ、レーン逸脱警告システムなどはオプションになっている。

4代目前期型は販売されている期間が短く、後期型との違いを語られにくい。後期型に比べると価格は安いことが多いが、後期型になるとE250を除く全てのグレードにレーダーセーフティーパッケージが標準装備されるなど、安全性が一層向上している。その割に相場には大きな差はないので、どちらを重視するか見極めてほしい。

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