2017年モデル ジャガーXE vs. メルセデスベンツCクラス を徹底比較

new jaguar xe
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コンパクトラグジュアリーセダンのセグメントに、英国のジャガーXEが新規参入した。
その個性を明らかにするため、同セグメントに君臨してきたメルセデスベンツCクラスと徹底比較してみよう。

参考)
2017年モデル新型ジャガーXEレビュー:魅力・スペック・走行動画も要チェック
メルセデス・ベンツCクラス(2017)レビュー:安定した人気車にプラグインハイブリッドモデルも導入

ジャガーXE vs. Cクラス それぞれの概要

jaguar xe 2017 model

ジャガーXEはエントリーレベルのラグジュアリーセダンとして2016年に新規参入して約1年経った。

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一方、メルセデスベンツCクラスは2015年のフルモデルチェンジから約2年経ってフェイスリフトを実施、AMG C43はC450 AMGに生まれ変わってトランスミッションが9速ATになりAWDも駆動力配分に磨きが掛かった。

信頼性

ジャガーXEは新参者なので信頼性のデータはまだ十分に集まっていないが、購入直後の満足度はかなり高い結果が得られている。
また、クラス最長の5年間保証が付いている。

Cクラスに関する苦情はほとんど無い。
フルモデルチェンジからあまり経っていないので信頼性のデータはそれほど多くないが、前モデルと同様に高評価になることが期待できる。

エンジン性能

  • ベースモデル

ジャガーXE 25t の2リッター4気筒ターボは、出力240馬力、トルク340Nm。
一方のC300の2リッター4気筒ターボは、出力241馬力、トルク370Nmでやや勝っている。
ただしXE 25tの方が車体は軽量で、C300の7速ATより多段の8速ATを搭載していることもあり、車としての俊敏さはXE 25tが上回る。

  • ハイパワーモデル

ジャガーXE 35t のV6エンジンはスーパーチャージャー付きで出力340馬力、トルク450Nm、0-100 km/h発進加速タイムは約5秒とかなり早い。 V6ターボのAMG C43やその後継機種のC450 AMGと競合しているが、V8ターボのMG C63にはさすがにかなわない。

3) エコノミーモデル

ジャガーXE 20は経済的なディーゼル仕様で出力180馬力、トルク430Nm、一方CクラスはPHV追加が予想されるものの、エコノミーと同時にパフォーマンスを重視してかなり高価格になると予想される。

燃費性能

2017年デビュー予定 Cクラスクーペ

1) ガソリン仕様

ジャガーXEの25tと35tは共に市街8.9 km/L、高速12.8 km/L、平均10.2 km/L、
一方C300は市街10.2 km/L、高速14.5 km/L、平均11.9 km/Lで、上回っている。
ただしAMG C43は市街8.5 km/L、高速11.9 km/Lで、ジャガーXEより大食いだ。

2) ディーゼル仕様

設定はジャガーXE 20dのみ、市街13.6 km/L、高速17.9 km/L、平均15.3 km/L、
圧倒的に低燃費で、ガソリンと軽油の価格差を考慮するとなおさらエコノミーだ。

セーフティ

ジャガーXEの標準仕様の安全装備は、ごく普通でそれ以上でも以下でもない。
オプションリストで運転注意力モニタ、車線逸脱警報、死角モニタ、衝突警報&自動ブレーキ、リヤクロストラフィックモニタなどを追加できる。

Cクラスの標準装備はXEより豊富で、膝と腰も守る補助エアバッグ、運転注意力モニタ、衝突警報&自動ブレーキ、リヤクロストラフィックモニタなどがそろっている。
さらにオプションでは死角モニタ、レーンキープアシスト、後方衝突検知&乗員保護が用意されている。

衝突安全性のテスト結果は、Cクラスが五つ星を取得、一方XEは今後テストを受けるので現時点では未評価だ。

インテリア

Cクラスのインテリアは、材質もデザインもハイクラスに仕上っている。 ベースグレードのMB-Tex 合成レザーは、上級グレードの本革トリムに迫る出来栄えであった。 リヤシートの広さは、フロントシートに大柄な人が座った場合でも窮屈な思いをしないで済んだ。

ジャガーXEのベースグレードは大衆車とあまり変わらない材質も使われていて、試乗中にきしみ音が聞こえることもあった。 上級グレードのRスポーツには高級車に見合う材質が使われていた。 リヤシートの足元はやや狭いが、フロントシートに平均的な体格の人が座った場合は大丈夫だった。

テクノロジー

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ジャガーXEのインフォテーメントは2種類ある。
ベースタイプは8インチタッチスクリーンで、基本的な操作性は良いが反応は遅い。
アップグレードタイプは10.2インチタッチスクリーンで反応が素早いだけでなく、スマホと同様に指先でズームインとズームアウトもできるのでお薦めだ。

Cクラスはどのグレードも、インフォテーメントは8インチディスプレイだ。
反応は素早いが、センターコンソールに設置されたノブを使う操作は、やや煩わしく感じるかもしれない。 プレミアム3パッケージは手書入力できるタッチパッドも加わるが、煩雑さは解消されない。

試乗フィーリング

どちらも良く走る車だが、乗り心地とハンドリングの両立感はジャガーXEが一枚上手だった。 ステアリングホイールは路面の状態をはっきりと伝えてきたし、サスペンションは起伏をスムーズに通り過ぎながら、コーナーワークをしっかりとこなしていた。

メルセデスベンツC300のスポーツトリムは、乗り心地を少し割り切って足回りを硬めているにもかかわらず、ハンドリングが勝っているという感じではなかった。

C-class 2016 running on the road

双方でオプション設定しているアダプティブ・サスペンションは、乗り心地とハンドリングが飛躍的に向上するので、どちらの車を選ぶとしても装着することをお勧めする。

ハイパフォーマンス・ラグジュアリーセダンのAMG C43は、ドライブフィーリングが抜群で、C300やジャガーXE を上回っていた。

XE vs.Cクラス まとめ

ジャガーXE 35t は田舎道を駆け抜けたりコーナーワークを楽しむのに好適なスポーツセダンだ。
経済性を重視するならディーゼル仕様の20dがお薦めだ。

メルセデスベンツC300はラグジジュアリーセダンとして円熟の域に達しているので、予算が合うなら誰にでも安心して薦められる。

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