BMW X1(2017)試乗レビュー:男女ともに人気のコンパクトSUVの走りや燃費は?

p90216812_lowres_the-new-bmw-x1-long
Share this ! ! Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

女性にとっても使い勝手の良いSUVとして人気の高いX1。フルモデルチェンジを果たしたばかりで基本的には変化がないが、昨年のレビューとは異なる写真も入れてその魅力を改めてご紹介!

BMWのX1(2017)の総評

2017年モデルのX1はフルモデルチェンジをした昨年と比べてほとんど変化がない。唯一あるのは四輪駆動方式が標準装備されていないということぐらいだろう。

変化はないものの、全体的な品質は高く、キレの良いハンドリングや生き生きとした加速からドライブ好きにも満足感を与える一台となっている。また、リアシートが広く、カーゴスペースもライバルと比べて格段に広い点も評価が高い。価格もラグジュアリーカーの中ではエントリーレベルのものであり、コンパクトなサイズも使い勝手が良いのでおすすめのSUVの一台である。

評価ポイント

  • 勢いのある加速
  • キレの良いハンドリング
  • 広々としたリアシート
  • ずば抜けた広さのカーゴスペース

マイナスポイント

  • 反応の鈍いトランスミッション
  • 標準装備はやや少ない

試乗レビュー

まず、パフォーマンスからいうと、「このサイズでこの満足感は評価できる」といえる。

一般的に、サブコンパクトSUVといえばあまり巨大なエンジンを搭載しておらず、程々のパワーが出るという印象だろう。しかし、X1が搭載するターボチャージャー付き4気筒エンジンはその中でも比較的優秀といえる。高速道路を走ってちょっとした遠出をして回るにも十分その役割をこなしてくれる。また、停止からの加速も勢いがある。燃費についてはベンツのGLAクラスに劣る15.6km/L(ベースモデルX1 sDrive 18iの場合)であるが、それでも比較的優秀な値といえる。

トランスミッションとしては8速A/Tが採用されており、正直なところ、こちらはやや反応が鈍い。最低限の役割は果たしてくれているといった印象だ。しかしながら、その最大の欠点もX1をスポーツモードで走行することによって幾分かは改善される。ドライブモードはスポーツモードの他に、コンフォートモードとエコプロモードが存在する。

トランスミッションに欠点があるものの、X1はこのセグメントにおいて最も運転の楽しみが大きい車ともいえる。ハンドリングのキレが良く、操作しやすい。三つのドライブモードもX1そのもののドライビングダイナミクスをドライバー好みに調整してくれる。コンフォートモードは最も滑らかな走り心地に、スポーツモードはステアリングやサスペンション、スロットルの反応を機敏にして開放的な走り心地に、そしてエコプロモードでは最も燃費の良い状態を保てるようにしてくれる。

2017年モデルからは前輪駆動方式が標準装備となり、オプションで選択しない限りは四輪駆動方式でなくなった。四輪駆動方式を選択すれば、悪天候の中でも十分に運転を楽しむことができるようになる。

キャビンは基本的に高品質な素材で、満足度の高い空間となっている。シンプルながら洗練されたデザインは居心地が良く、オプションでパノラミックムーンルーフをつければさらに広々とした雰囲気を味わえるだろう。もちろん、これなしでも現在のX1はもともとキャビンが広々としており、狭く感じられることもない。

X1のフロントシートは以前のモデルに比べると高さがついており、眺めが良い。そしてその高さがまた、SUVに乗っているのだという満足感を出してくれている。また、リアシートについても十分な広さがあり、長距離運転で足が痛くなるようなこともない。頭上も足元も広さがあり、大人でも座っていられる。もう一つありがたいのが、カーゴスペースの広さだ。一般的に、サブコンパクトSUVであればカーゴスペースは狭い。しかし、X1は違う。

以上の通り、欠点としてトランスミッションの鈍さが挙げられるものの、インテリアも走りも全体的には満足度が高く、実用性がある点でX1はサブコンパクトSUVの中でもおすすめの一台である。価格は399万円からと、ほぼ400万円台なので特別安く感じられないその価格に見合った満足度は得られるだろう。

ライバルとなる車は?

  • メルセデス・ベンツのGLA
    燃費が16.4km/LとX1以上に優秀であり、また価格が約360万円とX1とは約40万円の差がある。パワーはX1より少々弱めだが、価格を気にしなければAMGモデルを選んでX1の約2倍のパワーを楽しむことができる。SUVというよりはスポーティなコンパクトカーという印象であり、リアシートの狭さもあるので、シングルやカップルでの利用がおすすめだろう。
  • ランドローバーのレンジローバーイヴォーク
    オフロード性能を求めるのであれば、レンジローバーシリーズの中でも最も安いイヴォークがおすすめ。価格が安くはないものの、そのオフロード性能は決して期待を裏切らない。高級感も十分であり、走る楽しさを覚えさせてくれるという点にもっとお金をかけても良いという人にとっては選ぶ価値がある。

画像で確認

p90216814_lowres_the-new-bmw-x1-long p90216816_lowres_the-new-bmw-x1-long

おすすめの記事

Share this ! ! Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

関連エントリー