フォルクスワーゲンニュービートル(199​8年~2010年)試乗レビュー:燃費はイ​マイチだが…

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フォルクスワーゲンの中でもアイコニックな「ビートル」の名を冠するニュービートル。初代ビートルであるフォルクスワーゲン・タイプ1の謂わば後継として発売されたモデルで、現在販売されているザ・ビートルの先行モデルといえる。中古車としての在庫も多く、手頃な価格で手に入るこのニュービートルの試乗レビューをご紹介したい。

総評

一目でビートルと分かるようなテイストを維持しながらも、クラシカルな機械っぽさからモダンなデザインになったニュービートル。円弧形を描いたエクステリア、円形のメータークラスター、一輪挿しなど初代ビートルの意匠を残した、ファンには堪らない一台だ。

コンパクトながら、その走りを侮れない。意外にパワーもあり、ステアリングも正確。ただしスタイルを優先して作られているため車内はやや狭く、また空気抵抗が大きいフォルムのため燃費もイマイチ。しかしそんなマイナスも、1人や2人で、毎日の買い物や通勤に乗る程度なら気にならないだろう。それよりも毎日気に入ったスタイルを目にしていたい、自分が乗るもののスタイルにはこだわりたい、そんな人にはオススメだ。
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評価ポイント

  • ファンには嬉しいスタイル
  • 作りの質も高いインテリア
  • 効きの良いブレーキ

マイナスポイント

  • イマイチな燃費性能
  • 狭い後部座席
  • 前期型の後方視野の悪さ

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試乗レビュー

車内の居住性は高くない。燃費性能もイマイチ。同じようなサイズで、もっと実用性が高く使いやすいライバルはいくつもある。しかし、そんな欠点を補って余りあるほどの個性を備えているのが、このニュービートルだ。

よりノーズ部分が長く、またボンネットも立体的であった初代ビートル。その象徴ともいえる円を描くようなフォルムをそのままに、しかしより現代的でどこか愛らしい雰囲気のエクステリアになったのがニュービートルだ。その後継に当たるザ・ビートルはもう少し「マシンっぽさ」や「クルマっぽさ」が強くなっており、改めて比較して見ると思った以上にスタイルが変わっている。

しかし実は、ニュービートルにはスタイル以外にも注目すべきポイントがある。ステアリングは操作感が強く、軽快なこのマシンを自分の手で操っているという感覚が何とも楽しい気分になる。ブレーキがキュッと掛かるのも小気味いい。ほとんどのシチュエーションで加速は上々で、パワーも充分だ。

インテリアの作りもかなり上質。スペースはあまり広くないものの、フロントシートの足元は日本人には充分。またデザインもビートルの世界観を崩さず、それでいて価格の割には良い素材を用いている。標準搭載のエアコンやスピーカーといった装備類のレベルも少し高め。後部座席が狭いのは否めないが、荷物スペースはそれなりな確保しており、日常使いには不自由しないだろう。ただしコンバーティブルの場合、荷物スペースはかなり限られているので注意が必要だ。

このニュービートルは2010年で販売が終了しているので、購入するとなると中古車一択になる。とはいえ、初代ビートルともザ・ビートルとも異なるこのスタイルは依然人気。しかもザ・ビートルに比べると価格もリーズナブルで嬉しい。せっかく個性的なスタイルを備えているので、カラーも気に入った一台を選びたいもの。定期的に在庫をチェックして、良いものを見つけたら直ぐに問い合わせてみると良いだろう。

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