フォルクスワーゲンの歴代ビートルまとめ:各モデルの画像、走り、特長は?中古車で買うなら?

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モデルチェンジしても、新たなモデルになっても、一目でビートルと分かるその存在感溢れる独自のスタイル。その歴史は非常に長く、第二次世界大戦開始直前の1938年にまで遡る。その後、2000年代に入ってから「ニュービートル」、更には「ザ・ビートル」へと、初代の特徴を残しながらも新しいモデルに生まれ変わっている。そこで今回は、歴代モデルの特徴を画像と共にご紹介していきたい。
 

フォルクスワーゲン・タイプ1(初代ビートル):1938年~2003年

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  • 全長 4,070-4,140mm
  • 全幅 1,540-1,585mm
  • 全高 1,500mm

ポルシェの創始者であるフェルディナンド・ポルシェによって設計・開発が進められたフォルクスワーゲン・タイプ1(初代ビートル)。そんなフェルディナンド・ポルシェの才能と、アドルフ・ヒトラーの「安価で頑丈な国民車を作りたい」を作りたいという野望が結びついて生み出された一台である。第二次世界大戦が終わった1945年以降、西ドイツを拠点に量産化が進み、2003年まで販売されていた。

突き出したノーズ、そこから円弧を描くようなトップからリアにかけてのライン、そして今日となってはクラシカルな印象を与える円形のライト類。またハンドルの横に、文字通りの一輪挿しを用意するなど、インテリアへの工夫も充分。長年生産されている間もデザインの大きな方向性はほとんど変わらず、後にニュービートルやザ・ビートルにも引き継がれる「ビートルらしさ」を確立した元祖といって良いだろう。

ヒトラーが「国民車」となることを期待していた通り、その耐久性や安定性はピカイチ。かなり古い初代ビートルが道を走っている姿を見かけることもあり、人気と頑丈さを証明している。ただしこのコロッとしたフォルムは空気抵抗も大きく、燃費性能は高くはない。またパワーもかなり抑えめで、実用性とデザインのバランスを考えたらニュービートルかザ・ビートルを選んだ方が良いだろう。ただし、「初代ビートルに乗っている」「このクラシカルさが良い」という人には、大切にメンテナンスし長く乗ってほしい一台でもある。
 

ニュービートル:1998年~2010年

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  • 全長 4,090-4,130mm
  • 全幅 1,730-1,735mm
  • 全高 1,500mm

排気ガス制限などの理由で、ヨーロッパではいち早く販売が終了していた初代ビートルに代わり、その後継モデルとして販売されたのが1998年デビューのニュービートル。直接の後継車種ではないが、その姿はまさしくビートルである。円弧形を描いたエクステリア、円形のメータークラスター、一輪挿しなど初代ビートルの意匠を残しており、ファンには堪らない。他方で、クラシカルな機械っぽさからモダンなデザインに生まれ変わっており、初代ビートルともザ・ビートルとも異なるカラーを備えている。

コンパクトながら、その走りを侮れない。意外にパワーもあり、ステアリングも正確。ただしスタイルを優先して作られているため車内はやや狭く、また空気抵抗が大きいフォルムのため燃費もイマイチ。しかしそんなマイナスも、1人や2人で、毎日の買い物や通勤に乗る程度なら気にならないだろう。それよりも毎日気に入ったスタイルを目にしていたい、自分が乗るもののスタイルにはこだわりたい、そんな人にはオススメだ。

2010年に販売を終了しているため、中古車の相場もかなり下がってきている。そのため、軽自動車などを検討する人にも手が届くだろう。乗り回すためのクルマとして使うオーナーが少ないのか、年式の割には状態が良い車両が多いのも特徴である。そのため、中古はちょっとと思っている人も、一度チェックしてみて欲しい。
 
※ニュービートルの試乗レビューをもっと読む
 

ザ・ビートル:2011年~

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  • 全長 4,270mm
  • 全幅 1,815mm
  • 全高 1,485 – 1,495mm

モデルチェンジを機に、ニュービートルからザ・ビートルへと改名されたこのモデル。先代にあたるニュービートルよりも、むしろ初代ビートルに近い雰囲気を備えている。他方で、車高が低くなり全長が長くなったこともあり、どこかコンパクトカーやファミリーカーを思わせる「クルマっぽさ」が増している

デザイン性ばかりが注目され、走りは大したことがないと思われがちなビートル。しかしこのザ・ビートルでは課題であったパワーがかなり改善されてきており、日常生活で乗る分には全く気にならないレベルまで来ている。またそのフォルムが理由でイマイチだった燃費についても、JC08モードで17.6km/Lとかなり向上している。依然として後部座席も狭いが、それを補うだけのスタイルを備えている一台だ。

2011年に発売されて以来、今日に至るまで大きなモデルチェンジはなされていない。ただし様々な機会に限定モデルが販売されており、限定のカラーなども登場している。スタイルが魅力の一台だけに、中古でしか手に入らない限定カラーもチェックした上で、自分好みの一台を見極めてほしい。
 
※ザ・ビートルの試乗レビューをもっと読む
 

 

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