ランドローバー「レンジローバーイヴォークコンバーティブル」試乗レビュー(2016):走りは?価格は?口コミは?

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ジュネーブモーターショーで「コンバーティブルのSUV」としてお披露目されて以来、問い合わせが殺到しているレンジローバーイヴォークのコンバーティブル。SUVブームの中で「普通のSUVでは飽き足らない」という人にとっては気になる一台ではないだろうか。そこで今回は、発売されたばかりのイヴォークコンバーティブルの試乗レビューをご紹介したい。

総評

ランドローバーのラインナップの中にあって、比較的コンパクトな2リッター直列4気筒エンジン搭載のイヴォークコンバーティブルはパワー不足な印象を否めない。またオンロードでの走行性能も完全無欠とは言い難い。

しかし今まで見たことがないようなフォルムを備え、それでいて街中にも溶け込むスタイルは客観的に見ても魅力的だ。「ザ・オープンカー」という感じでもないため、嫌味でもない。このスタイルが、発表されるなり多くの問い合わせを集めた一番の理由なのは間違いないだろう。ソフトトップの開閉も極めてスムーズで、オープンカーとしての仕上がりも上々である。

Few cars look more striking than the Range Rover Evoque Convertible, but it sacrifices space to achieve it. It’s £5,000 more than other Evoques too.
レンジローバーイヴォークコンバーティブルよりも印象的なスタイルを備えたクルマはそうそうないだろう。しかしそのスタイルのために車内のスペースが犠牲になっており、しかも通常のイヴォークよりもかなり価格も高くなっている

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評価ポイント

  • 優れたオフロード性能
  • 先進的で開放的なスタイル
  • 快適で静かな走り

マイナスポイント

  • 4シーターのみのラインナップ
  • 実用性の低さとトランクの狭さ

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試乗レビュー

SUVならではの車高の高さ、がっしりとした足元、堅牢そうなボディを備えながらも、外部と遮るのはフロントガラスだけというレンジローバーイヴォークのコンバーティブル。今までになかった発想から生まれたこのクルマには、目下、ライバルらしいライバルはいないと言って差し支えないだろう。そのスタイルは西海岸を思わせるオープンさと新しさを備えており、それだけで人気が出るのも頷ける仕上がりだ、

日本仕様車は全て2リッター直列4気筒エンジン搭載。そのパワーは240ps/340Nmと、レンジローバーの中ではやや心許ないような気もするが、日常生活やちょっとしたアウトドアには何の不安もない。走りは、通常のイヴォークに比べるとやや硬め。これはオープン化するに当たってボディの強度を上げた結果と考えるべきだろう。イヴォーク同様、軽快さや走りのキレよりもオフロード性能重視なので、オンロードでの走りはそこそこといった感じ。

しかしその分、オフロード性能は高め。コンバーティブルになっても、その力強い足回りは流石はランドローバーである。雪道や水たまりはもちろん、ちょっとした小川くらいなら難なく渡ることができる。四輪駆動を標準としており、段差なども平気で乗り越えていけた。

オープンカーとしても、意外に良くできているというのが個人的な感想だ。ボタン1つで操作できるソフトトップの開閉時間は、開くときは21秒、閉めるときは18秒とかなりスムーズ。時速48kmまでなら移動中でも開閉ができるというから、信号待ちなどちょっとしたタイミングで気軽にトップを開くことができる。オープンのまま走っても風の巻き込みも少なく、運転していて気が散ることもないし、ヒーターなどオープン時の対策もしっかり搭載されている。トップを閉じるとかなり静かで、これもポイントが高い。

ただし、欠点がない訳ではない。ソフトトップを格納するため、後部のラゲッジスペースがかなり狭くなってしまっている。後部座席も倒せないため、可倒式シートのような実用性はない。また後部座席も狭く、通常のイヴォークが5人乗りのところ、イヴォークコンバーティブルは4人乗りになってしまっている。また価格も通常のイヴォークの比べるとちょっと高いが、実用性や価格を気にする人はそもそもコンバーティブルを検討しないだろう。新しいスタイルを嗜むことができる人、それを楽しむオープンマインドな人にこそおすすめの一台だ。

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