国産車SUV対決:トヨタC-HRvs.ホンダヴェゼルvs.マツダCX-3、どれを買うのが得?

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今月14日にトヨタのC-HRが発売になったことにより、国産車でもSUV対決がいよいよ本格化していることが見えてきた。今回はC-HRの対抗馬になるホンダのヴェゼル、マツダのCX-3とC-HRの比較をしたいと思う。

トヨタ C-HRの基本情報

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  • 新車価格:2,516,400円(ベースモデルS-Tの場合)~
  • サイズ :全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,565mm
  • 燃  費:15.4km/L(S-Tモデル、G-Tモデルの場合)30.2km/L(Gモデル、Sモデルの場合)

C-HRには4つのモデルが存在するが、その区分は明確だ。

C-HRは二段階の選択で希望のモデルを見つけることができる。まず、ダウンサイジングターボ(「T」がつくもの、具体的にはS-T及びG-Tのこと)エンジン搭載モデルを選ぶか、電力モーター付きのハイブリッドタイプのモデルを選ぶかだ。ここで、燃費についてはほぼ2倍の差がついてくる。販売価格については、ハイブリッドタイプの方が15万円ほど高くなるという印象だろうか。パワーについては、S-T及びG-Tで最高出力85kW、最大トルク185Nm、一方S及びGでは最高出力エンジン72kW・モーター53kW、最大トルクエンジン142Nm・モーター163Nmとなる。

次に、基本グレード「S」を選ぶか、それとも上級グレードの「G」を選ぶかになってくる。Gモデルは装備の細部までスタイリッシュになっており、「S」タイプと比べると、25万円ほど販売価格が高くなる。

ホンダ ヴェゼルの基本情報

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  • 新車価格:192万円(ベースモデルGの場合)~
  • サイズ :全長4,295(一部モデル4,305)mm×全幅1,770(一部モデル1,790)mm×全高1,605mm
  • 燃  費:19.0-20.6km/L(ガソリン車の場合)21.6-27.0km/L(ハイブリッド車の場合)

ホンダのヴェゼルもガソリン車とハイブリッド車の選択肢があるが、良くも悪くも、それ以降も選択肢が多い

まず、それぞれにグレードが複数段階(ガソリン車では基本グレードG、X・Honda SENSING、RS・Honda SENSINGの3段階、ハイブリッド車では基本グレードHYBRID、HYBRID X・Honda SENSING、HYBRID Z・Honda SENSING、HYBRID RS・Honda SENSINGの4段階)ある。さらに、その多くのグレードに二輪駆動方式と四輪駆動方式の選択がある。選択肢が多い分だけ価格にも幅があり、最も安いガソリン車のGは200万円弱で購入できる一方、ハイブリッド車の四輪駆動方式採用モデルなどを選んだ場合には290万円近くになる。とはいえ、単純にH-CRと比べれば安い。

マツダ CX-3の基本情報

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  • 新車価格:237万6,000円(ベースモデルXDの場合)~
  • サイズ :全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mm
  • 燃  費:21.0-25.0km/L(全てディーゼルエンジン搭載モデル)

CX-3の最も大きな特徴は、ディーゼルエンジンで闘い抜いているという点だ。

特別仕様車も含めて基本としては4種類のモデルを持つCX-3だが、どれもガソリンエンジンではない。また、マニュアルとオートマ、二輪駆動方式と四輪駆動方式と選択肢も幅広く、価格設定も比較的細かい。最も価格が高いのは、特別仕様車XDの四輪駆動方式搭載モデルであり、300万円を超える。ハイブリッドやガソリンという選択肢はないので、燃費という点で考えるならば多少C-HRやヴェゼルとは違うベクトルで見なければいけない。

デザインは?

デザインばかりは、最終的にはドライバーの好みとしか言いようがないが、より近代的で凹凸が多く含まれているのはC-HRだろう。C-HRについてはボディカラーも主張性の強い、はっきりとした色合いが多い。女性にも好まれるような明るい色も存在する。

一方、C-HRより全体的には小さく見えるが、3者の中で最も高さがあるのがヴェゼルだ。背の高い人がいる場合には、必ずといって良いほどこの頭上の余裕の問題が出てくる。外観の印象に比べてキャビンの広さがあることもこのヴぇゼルの良い点だろう。また、ヴェゼルは淡く優しい印象のボディカラーもあり、幅広い客層をゲットできそうだ。

CX-3はやや平たい印象がGLAなどにも近いかもしれない。ただし、このデザインに対してSUVらしくない、高齢者向きの車に見えるといったマイナスの評価をする人が少なくないことも確かだ。3者の中では全体的に最もボディサイズが小さいため、都市部での使い勝手の良さはあるかもしれない。一方で、このサイズでは物足りないという人もいるかもしれないが、兄貴分ともいえるCX-5があるのでCX-3を選ばない人でも必ずしもC-HRやヴィゼルを選ぶ訳ではないだろう。

走りと燃費は?

デザインでいえば特別有利さがないように感じられるCX-3だが、走りにはSUVらしさがあり、パワーの点でも最高出力はあまり高くないものの、最大トルクでC-HRやヴェゼルを大きく引き離している。基本的には滑らかな走りをする。また、ディーゼルエンジンなのでガソリンエンジンとはまた価格が異なってくるものの、燃費もある程度良い。

C-HRとヴェゼルで比べるのであれば、C-HRの方がハイブリッド車も燃費が良く、パワーも劣っていない。C-HRはまだ販売開始直後で走りの対する評価も分かってきていないが、ヴェゼルは新しく上級グレードのRSが仲間入りし、こちらはスポーティな走りが光る一台になっている。

総評

似ているようで、3者はそれぞれデザインが大きく異なり、サイズも異なり、また傾向も異なる車であるといえる。マニュアルでの走行やディーゼルエンジンといった拘りがあればCX-3、より近代的でプリウスに似た要素を求めるのであればC-HR、ファミリー層でも使い勝手の良い安定性を重視するのであればヴェゼル、といったところだろうか。これからますます競争が激化するだろうと思われるので、それぞれの販売実績がどのようになっていくのか、楽しみなところである。

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