トヨタカムリハイブリッドモデル(2017)試乗レビュー:快適な乗り心地の上品セダン
29 12月, 2016
まだまだ人気の衰えが感じられないSUV。2017年も多くのブランドからフルモデルチェンジ、マイナーチェンジ、新しく投入されるものがある。今回は主に上半期に販売予定が設定されているものを紹介しよう。
もう間もなく販売開始ということで、すでにHPや各店舗でのお披露目もされているプジョーの3008。今回はフルモデルチェンジをしての登場となる。
販売価格は350万円とベンツGLAなどと競合する価格帯であるが、しなやかさとSUVらしいたくましさの両方を併せ持っており、魅力的な出来になっている。また、全長やホイールベースを拡大したことによって居住空間も広くなっているので実用性も増した。なお、350万円はちょっと高いと思う人には、もう一段階コンパクトな2008も存在するので、こちらもおすすめだ。
こちらに関してもサイズを拡大しつつ、プラットフォームを新たにすることで軽量化を行っている。ただし、走りの力強さが期待できる一方で、フルモデルチェンジの割には少々時代遅れな印象が残ってしまっている部分もある。また、実用性の面でもかつて課題があった車なだけに、不安要素があることも確かだ。それでも力強さのある一台なので、パワー重視の人には向いているだろう。
こちらもフルモデルチェンジ。マツダがここ数年特に力を注いできたスカイアクティブをその形にしたモデルチェンジという意味でも、大きな注目を集めている。
実は価格がCX-3とあまり変わりりないCX-5。比較的リーズナブルであり、かつ、燃費も良く、日本でも高い人気を誇っている。インテリアも洗練された空間となっており、特に若者から高い支持を得そうだ。「人馬一体」をキャッチコピーにしている走りにも期待がかかる。2月販売ということですでに詳細もHPに掲載されているので、ミッドサイズSUVが欲しい人はぜひチェックしておきたいところだ。
ハリアーはマイナーチェンジとなる。なお、上記の画像は今年の夏に販売された特別仕様車のものである。
トヨタのラインナップの中でもラグジュアリー感を強調して販売しているSUVであるハリアー。今回はレクサスNXにも採用されている2.0Lターボモデルを追加することになる。また、今やすっかり定着した安全性能システムであるトヨタセーフティセンスPを搭載することで、より安心して乗れるラグジュアリーSUVとしての位置づけを確かにするだろう。さらに、デザインについても若干のマイナーチェンジがされるようだ。
すでにHPでも堂々と現れているランドローバーの新型ディスカバリーは、フルモデルチェンジを経ての登場。
こちらもサイズを拡大しつつ、500g近い大幅な軽量化がされており、デザインもやや角ばった印象のあった先代に比べると、レンジローバーに近い丸みを持ったフォルムとなっている。2014年にデビューしたディスカバリースポーツとほぼ似たようなデザインになったが、近年日本でも注目されている3列シート7人乗りという点でディスカバリースポーツとは違うので、こちらについても注目していきたい。
SUV人気が高まったこともあり、ここ数年は多くの新型SUVが登場した。
その中でも、今年最も大きな注目を浴びたのはジャガーのF-PACEだろう。ジャガーといえばスポーティセダンやスポーツカーの印象が強いだろうが、このF-PACEはデザインもパフォーマンスも十二分と言っても良いSUVであり、世界中が高評価した。
そのF-PACEに対して一歩も譲らぬ勢いを持つのがポルシェのマカンである。マカンは2015年にデビューしたが、こちらも今や一流スポーツカーを輩出しているポルシェの中で最も高い売り上げを積み重ねている車となっている。コンパクトで近代的なデザインも、ポルシェらしい走りも、600万円台と比較的手ごろな価格も人気である。